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教育旅行で農業体験や古道散策 豪州の高校教諭が視察

7/11(火) 16:45配信

紀伊民報

 豪州ビクトリア州にある12高校の教諭ら12人が9~11日、教育旅行の候補地として視察するために和歌山県田辺市上秋津を訪れた。ミカンの収穫など農業体験をしたほか、熊野古道を散策し、豪州とは違う自然や文化に触れた。

 大手旅行会社「JTB」のアジア・パシフィック本社が日本に教育旅行を誘致するために企画した。同社の企画担当マネジャーによると、豪州で日本語を教える学校は研修で日本を訪れることが多く、これまでは京都や東京などの主要観光地がほとんどだったが、日本らしさが残る地方も見てもらいたいという。今回は、長野県飯山市にも訪れた。

 初日は都市と農村の交流施設「秋津野ガルテン」に宿泊し、10日には千光寺で座禅体験をした後、山の傾斜地にある田中達郎さん(67)の畑でバレンシアオレンジの収穫体験をした。麓の集落や遠くに白浜を望む景色に感動しながら、もぎたての果実を味わった。

 ガルテンに戻り、菓子作り体験工房「バレンシア畑」店長の出島明美さん(50)に習って採れたてのバレンシアオレンジを使ったジャム作りを体験した。包丁やフードプロセッサーで砕き、砂糖やレモン汁と一緒に鍋で煮て作った。

 一行は地元の農家6戸に分かれて宿泊し、料理作りも体験した。11日には世界遺産の「捻木の杉」がある熊野古道「潮見峠越」を散策した。

最終更新:7/11(火) 16:45
紀伊民報