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松山英樹、全英前哨戦“らしい”悪天候で入念な準備

7/11(火) 10:16配信

日刊スポーツ

<欧州男子ゴルフ:アイルランド・オープン>◇最終日◇9日◇英国・ロンドンデリー、ポートスチュワートGC(7004ヤード、パー72)◇賞金総額700万ドル(約7億7000万円)

 世界ランク2位の松山英樹(25=LEXUS)が、全英前哨戦で手応えを得た。5バーディー、1ボギーの68で回り、通算13アンダーの275で14位。20日開幕の今季メジャー第3戦、全英オープン(ロイヤルバークデールGC)へ向けてリンクスの経験値を高めた。

 松山が珍しく上昇の気配を口にした。「悪いパットはしていなかった。ただ、入らないなあ、と」「曲がってはいるが、だいぶいいショットの回数が増えてきている」。自分に厳しく、不満は尽きない。それでも、大会前には「状態はすごく悪い。20%くらい」。第1日に67、第2日68をマークしても「1度もいいショットを打っていない。先が思いやられる」とこぼしていたことを考えれば、かなりポジティブな分析だ。

 全英オープンと同じ海辺のリンクス。特に最終日は冷たい雨が降り続き、風も吹く“らしい”悪天候だった。「フェアウエーが狭く、天候も毎日変わった。全英へいい練習になった」とうなずく。メジャー、世界選手権シリーズを除いて欧州ツアー参戦は初めて。世界中の大会から出場のオファーがあるトップ選手ならではの調整ともいえるが、松山が全英前にリンクスで実戦をこなすことは例年にはなかった。時差、気候、コースと主戦場の米国とは大きく異なる“本番”へ、過去最大級の入念な準備を重ねて臨むことになる。

 全英開催コースの中でも屈指の難度を誇るとされるロイヤルバークデール。前回08年大会では日本人が1人も予選を通過できず、優勝スコアも2000年代では唯一のオーバーパーとなる3オーバーだった。「いいプレーをすれば上位に行けるし、悪いプレーをすれば予選を落ちるだけ。まずは自分の状態をどれだけ上げられるか」。自分次第と言い切れる地力が、松山にはある。

最終更新:7/11(火) 11:01
日刊スポーツ