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胃がん公表の広島赤松、3軍復帰に「勇気を与える」

7/11(火) 12:10配信

日刊スポーツ

 確かで大きな1歩だ。「胃がん」を患っていることを公表し、チームを離れていた広島赤松真人外野手(34)が11日、広島・廿日市市の大野練習場で3軍として復帰した。筋力測定や軽いジョギングをこなし、約1時間半汗を流した。

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 体重は約2キロ落ちたというが、顔色はよく笑顔がたえなかった。「ちょっと筋力のチェックをしたんですけどひどいです。ひどい衰えというか。これだけ落ちるんだなと。胃を切ったのもあるけど、運動量が落ちていますからね」と語る表情も明るかった。

 赤松は昨年12月28日に「初期段階の胃がん」を患っていることを公表していた。「ショックが一番だった。でもその前にまさか自分が。ウソだろうと」と当時の心境を振り返る。1月5日に胃がんの摘出手術を行った後は、抗がん剤による治療を行ってきた。「手術をしてから、病気だったんだと思うことはあった。(抗がん剤治療は)本当につらいんですよ。立てないくらい。3日寝込むくらい」と振り返る。

 手紙やブログを通じて多くの励ましのメッセージを受け取った。「もちろん(励みに)なりました。特に同じ病気をされてる方、もっと大きい病気をされている方からも手紙をもらった。言ってみれば僕は運動も出来るし食事も出来る状況なので。やらないと逆に失礼だと思うから。僕がしっかり運動をして、回復をして、そういう方々に勇気を与えるのが僕の使命。頑張らないといけない。プロ野球選手にとって、1軍の舞台が一番。そこで活躍するのが目標。ジャンプアップは出来ないけど、1歩1歩頑張っていきたい」と誓った。現在は特別な食事制限もなく、今後はトレーナーが組んだメニューを中心に体と相談しながらすすめていく。多くの使命を背負って。スピードスターが大きな1歩を踏み出した。【池本泰尚】

最終更新:7/12(水) 9:44
日刊スポーツ

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