ここから本文です

八戸三嶋神社、本社吉報に喜び/沖ノ島・宗像大社「世界遺産」

7/11(火) 11:50配信

Web東奥

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会が世界文化遺産に登録することを決めた福岡県の古代遺跡「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の宗像大社は、青森県八戸市にある三嶋神社の本社に当たる。島浦千晴宮司(73)は、世界遺産登録決定から一夜明けた10日、取材に「うれしい。自然との共生を重んじる日本の神道が世界に広がるきっかけになれば」と喜んだ。
 宗像大社は同県宗像市の沖ノ島にある「沖津宮」、同市田島の「辺津宮」、同市の離島・大島にある「中津宮」の総称。三つの宮がそれぞれまつる神は3姉妹の姫神とされている。
 三嶋神社の起源は資料焼失のためはっきりしないが大同2(807)年ごろと伝えられ、この3神を主神としてまつっている。島浦宮司は「沖ノ島、田島、大島の三つの島の神をまつることから『三嶋神社』になったのだろう」と話す。
 同委諮問機関の勧告で一時は沖津宮以外の資産の除外も懸念された。島浦宮司は「3神は切り離せない存在。辺津宮、中津宮を含む全資産の世界遺産登録はうれしいし、当然とも言える」と胸をなで下ろした。
 三嶋神社は例祭前日の7月6日に七夕祭を開いている。中津宮がある大島で一月遅れの8月7日に七夕祭が行われていることにちなみ、20年以上続けている。「地区の子どもたちが今年もたくさんのササ飾りを奉納してくれた」と島浦宮司。本社ゆかりの行事が地元ですっかり定着したことを喜んだ。

東奥日報社

最終更新:7/11(火) 11:50
Web東奥