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立佞武多の館で「和籐内」解体作業

7/11(火) 18:19配信

Web東奥

 青森県五所川原市の立佞武多(たちねぷた)の館で11日、2014年に作られ、館内で展示されてきた大型立佞武多「国性爺合戦(こくせんやかっせん) 和籐内(わとうない)」の解体作業が行われた。立佞武多は毎年新作を1台制作し、祭りに3年間出陣した後、解体される。12日からは新作「纏(まとい)」の組み立てが始まる。
 和籐内は人形浄瑠璃「国性爺合戦」の主人公。猛虎2頭を伊勢神宮のお札で従える勇壮な場面を描いた。市観光物産課技能技師の鶴谷昭法さん(35)が手掛け、昨年夏の祭りまで運行された。
 11日は作業員約20人が館に集まり、立佞武多最上部の虎と、その下の和籐内を中心とした人形部分を順番に取り外し、天井クレーンで慎重に下ろした。各パーツに分けた上で細かく分解する。
 この日は解体作業と平行し、纏の台座部分を搬入する作業も行われた。
 鶴谷さんは「(和籐内は)うまくできたところも失敗した部分もあり、それを3年間ずっと見てきた」と愛着を示しつつも、新作の組み立てに向けて「もう気持ちは切り替わっている」と表情を引き締めた。

東奥日報社

最終更新:7/12(水) 8:57
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