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2017年“最大”の新人ユップ・ベヴィン、オランダ大使館でアルバム・リリース記念ショーケースを開催

7/12(水) 16:52配信

CDジャーナル

 身長約207cmのオランダ人コンポーザー / ピアニストのユップ・ベヴィン(Joep Beving)が、6月21日(水)に日本で発売されたメジャー・デビュー・アルバム『プリヘンション』(UCCH-1044 2,500円 + 税)のプロモーションのため初来日し、7月11日(火)に東京・芝公園 オランダ大使館でリリース記念ショーケースを開催しました。

 今回のショーケースの会場となったオランダ大使館内、オランダ大使公邸のダイニングルームの中央には、蓋をすべて開放させた状態で置かれたアップライトピアノが配置され、そのピアノを囲むように扇状に座席がセッティングされていました。開会に先立ち、アルト・ヤコビ(Aart Jacobi)駐日オランダ王国大使から「国際的に活躍しているオランダのアーティストをサポートする活動の一環で、本日はここでショーケースを開くことになりました。ユップ・ベヴィン氏は自身の音楽のことを“複雑な感情のためのシンプルな音楽”と評されていますが、これは日本でいう“もののあわれ”というものに近いかと思います」と挨拶があった後に、哲学者のような髭と髪に覆われたルックスのベヴィンが登場。アルバム『プリヘンション』から「はじめから」(Ab Ovo)、「偏心」(Sonderling)、そしてユップが世に出るきっかけとなった自主制作盤『Solipsism』から「Etude」の3曲を続けて演奏しました。

 演奏後はインタビュアーとの質疑応答となり、「初めて来た日本の印象は?」という質問に対して「昨日の夜に日本に到着したので、まだそこまで堪能できてはいませんが、夜に散策してよっぱらい横丁などを見てきました」と答え、207cmという高身長について聞かれると「日本に来てすでに頭をぶつけてしまいました(笑)。日本では道で会う人に、身長が高く驚かれましたが、日本の方は皆礼儀正しく、敵意があるわけではないとわかりますので、気にしていません」とにこやかに語りました。

 その長身と髭に覆われたルックスとは対照的な、非常に繊細なピアノの音については「若い頃はよく弾いていたのですが、久しぶりに弾いてみたら、今のような演奏になりました。自宅では、子供を寝かしつけ、家族が寝静まった後にアップライトのピアノで演奏をしていたので、こういうソフトな音楽が生まれたのかもしれません」と自身のサウンドの経緯を話し、今後について聞かれると「ゆっくりとではありますが、次回作に取り組み始めています。次は自分だけではなく、クワイヤやストリングスと一緒に演奏することを考えていて、来年の暮れごろまでに出せればと思っています」と明らかにしました。

 その後、最後に『Solipsism』から「Midwayer」「Sleeping Lotus」、『プリヘンション』から「ハンギングD」(Hanging D)の3曲を演奏し、ショーケースの幕を閉じました。

 なおベヴィンは、7月12日(水)に東京・代官山蔦屋書店で観覧自由のインストア・ライヴを開催。詳細はユニバーサル ミュージック ジャパンのオフィシャル・サイトに掲載されています。

最終更新:7/12(水) 16:52
CDジャーナル