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売れるとはバカに見つかること、ネット時代の折れない心の作り方

7/12(水) 7:06配信

Web担当者Forum

心得其の511

 

心が折れる罵倒

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やっぱりネットはスゴイですね
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やっぱりネットは怖いです
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ある店のWeb担当者(同一人物)の感想です。前者はブログを見たというお客が来店したときの感想です。後者は、そのブログのコメント欄に罵倒のつぶてが投げられていたときのこと。心が折れて、しばらくは投稿できなかったといいます。

どれだけ正しいことを言っても批判されることはあり、むしろ「批判されるぐらいでなければ、ブログやツイートは意味がない」とは、炎上商法をあおるものではなく、一面の真実です。

ネットで話題になることは、「バカに見つかる」ことだと同Web担当者に説明し、「折れない心の作り方」をアドバイスしました。私自身が10年の連載を通じて身につけた方法です。

企業のブログやソーシャルメディア活用が当たり前になった現在、企業のWeb担当者にも関係します。

 

リセットボタンはない

批判は真摯に受け止め、言葉足らずなら言葉を尽くし、謝罪や訂正が必要ならば素直に頭を下げるのは当たり前のこと。

この連載でもその昔、事実誤認で記事を発表したことがあります。当然ながら批判され、訂正しましたが、私の十二指腸には穴が空きました。文字通りの自業自得ですから、仕方がありません。

誤字脱字を執拗に責める人もいて、その度に心が痛むのは今も同じ。しかし、こう考えるようになってから、十二指腸に穴が空くことはなくなりました。

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ミスは消せないけど、信頼は上書きできる
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起きたミスを、完全になかったことにしたいと願うのは、死んだヒヨコを目の前にリセットボタンを探すファミコン世代の小学生の様なもの。起きたことは諦めるしかありません。しかし、ミスを可能な限り繰り返さず、より良い仕事、コンテンツを作り上げることで「信頼」を太字で上書きすることは可能です。

 

バカの壁がある

数年前にベストセラーとなった養老孟司さんの『バカの壁』は、1つの考えに固執し、異論を無視して排除する「原理主義者」を「バカ」と定義していましたが、ネットにこうしたユーザーを確認することは少なくありません。彼らにはどれだけ説明を尽くしても、歩み寄るどころかわずかな同意さえもしようとはしません。

さらに、批判や中傷したいだけの、いわゆる「クレーマー」もいます。どこの社会でも一定割合存在する「輩(やから)」ですが、所属属性などリアルの制限を受けないネットでは、分母が大きくなる分、実数が増えてしまいます。これへの対応は「無視」が最適解です。

 

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最終更新:7/12(水) 14:06
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