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〔NY外為〕円、113円台後半(11日)

7/12(水) 6:30配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク外国為替市場では、トランプ米大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏がロシア政府と関係が深い人物と面会していた問題を受けて、投資家のリスク回避姿勢が幾分強まる中、円買い・ドル売りがやや優勢となり、円相場は1ドル=113円台後半に小幅上伸した。午後5時現在は113円89~99銭と、前日同時刻(113円99銭~114円09銭)比10銭の円高・ドル安。
 ジュニア氏はこの日、昨年の大統領選挙前にヒラリー・クリントン民主党候補への打撃となる情報があると持ち掛けられた際、「本当ならうれしい」と返信していたメールを公開した。米メディアによると、その際、情報源はロシア政府だと伝えられていたという。ロシア政府による米大統領選介入疑惑が強まる中、相対的に安全資産とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、円は一時113円70銭付近まで上昇した。
 ただ、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)による議会証言を12、13両日に控えて様子見ムードも強まったため、円の上値は限定的だった。またこの日は、ブレイナードFRB理事が保有資産の圧縮について「早期の開始が適切」と明言する一方、追加利上げに関しては「物価動向を注視し、慎重に引き上げることが望ましい」と警戒感をにじませたが、市場の反応は限られた。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1463~1473ドル(前日午後5時は1.1394~1404ドル)、対円では同130円63~73銭(同129円93銭~130円03銭)。

最終更新:7/12(水) 9:27
時事通信