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【W杯アジア最終予選】豪州戦のキーマンは乾だ!原J副理事長が起用を猛プッシュ

7/12(水) 11:04配信

東スポWeb

 ハリルジャパンの命運を左右する男に光は当たるのか。日本代表はロシアW杯アジア最終予選の次節オーストラリア戦(8月31日、埼玉)で6大会連続のW杯出場を狙うが、決戦でカギを握る存在がFW乾貴士(29=エイバル)だ。前節イラク戦では出番がなかったものの、チーム随一のテクニックは折り紙付き。W杯予選を熟知する原博実氏(58=Jリーグ副理事長)は乾の起用を猛プッシュしている。

 乾は10日、オフを終えて所属クラブに合流するため関西空港から欧州へ向けて出発した。「気負いすぎずに楽しみたい。もうちょっと得点を取れる位置にいきたい」とスペインでの3季目へ決意表明。さらなる飛躍を誓ったが、来月には日本代表で大仕事が待っている。

 次のオーストラリア戦はW杯出場がかかる天王山。ハリルジャパンは6月、格下のイラクを相手にFW大迫勇也(27=ケルン)のゴールしか奪えず痛恨のドローに終わっているだけに、得点力アップの切り札が必要になる。そこで白羽の矢を立てられるのが乾だ。

 一昨年にスペインへ渡ると2シーズン続けてレギュラーとして活躍。昨季最終戦のバルセロナ戦では敵地で2ゴールを奪う大暴れで世界中にその名をとどろかせた。スペインは日本人がことごとくはね返されてきた「鬼門」ともいえるリーグ。そこでのブレークとあって、乾への期待は急激に高まっている。

 中でも、乾の必要性を熱心に説くのは、W杯の前2大会を技術委員長として戦った原氏だ。「今の日本代表にとって、乾が必要なんだとあの(バルセロナ戦での)2ゴールで感じたはず。(イラク戦が行われた)テヘランでも出てほしかったよね」。これまで代表チームの責任者として、アジア予選の舞台で数々の修羅場をくぐり抜けてきただけに、どんな選手が活躍できるかは熟知している。太鼓判を押されたことで、乾の存在感が改めて証明された形だ。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は、イラク戦では他の選手の故障などもあり、代表復帰したばかりの乾の起用を見送った。それでも今後を見据え、6月7日の親善試合シリア戦(東京)ではしっかりテスト。「最近素晴らしいパフォーマンスをしている。点を取ってくれる選手は我々にとってうれしい」と高く評価しており、強敵との天王山で起用する準備を整えている。

 乾はオーストラリア戦、サウジアラビア戦(9月5日、ジッダ)の2連戦へ向けて「活躍すれば呼ばれる可能性は増える。選ばれたら必死にやる」とヤル気満々。日本に歓喜をもたらすプレーを見せてくれそうだ。

最終更新:7/12(水) 11:25
東スポWeb