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最下位でも選手の信頼失っていないヤクルト・真中監督

7/12(水) 11:04配信

東スポWeb

【赤坂英一 赤ペン!!】最下位に低迷するヤクルト・真中監督の周辺が騒がしい。10日の巨人戦の前には「負けるようになってからおれを撮るカメラの数が増えた気がする」と指揮官自ら冗談交じりに漏らしたほど。

 7日の広島戦で小川を初めて抑えに起用したら、9回一挙6失点で逆転負けし、この日で6連敗。10、6、5に続く今季4度目の大型連敗で神宮のファンが激高し「真中辞めろ!」「ここに出てきて謝れ!」など、すさまじい罵声が飛び交った。

 しかし、仮に真中監督を休養させ、三木ヘッドコーチや高津二軍監督を代行に立てたら勝てるのか。すぐに思い出されるのは2010年、序盤に高田監督(現DeNA・GM)が辞任、小川監督代行(11年から正式に監督、現ヤクルトSD)が就任するや、59勝36敗3分け、6割2分1厘という驚異的な勝率で勝ち進んだシーズンだろう。

 ただし、故障者だらけの今季に引き換え、7年前はまだまだ戦力が豊富だった。青木の1番固定、畠山のクリーンアップ抜てきといった小川采配が奏功したことに加えて「調子の悪かった投手陣が勝てるようになったおかげ。とくに石川の13勝、村中の11勝が大きい」と小川監督自身が認めている。さらに「新外国人ホワイトセルがよく打ったことにも助けられた」という。

 一方、辞めざるを得なかった高田監督が求心力を失っていたことも否定できない。「辞任のニュースを聞いた途端にコレしました」とガッツポーズをしてみせた主力選手もいる。「おれが辞めれば成績が上がるだろうと思っていた」と高田監督ものちに語っていた。

 真中監督の場合、そこまで選手の信頼を失っているとは思えない。就任早々大方の予想を覆して優勝したのは、まだほんの2年前なのだ。今年はキャンプで川端、序盤で畠山が故障、山田も長期不調、雄平と大引もケガで離脱中。10年の小川監督代行を支えた石川も10敗目、抑えの秋吉も右肩故障と、低迷の原因は戦力不足にあるのだ。

 9日の広島戦では1点リードの9回、ふたたび小川を抑えで登板させ、珍しく真中監督自らマウンドで「冷静にいけ」と励ましながら同点に追いつかれて延長12回引き分け。10日の巨人戦も逆転されて今回の連敗は8に伸びた。が、こんな苦しいときだからこそ、ファンは真中監督に声援を送ってもらいたい。

最終更新:7/12(水) 11:04
東スポWeb

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