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木内酒造、上海に直営店 来月5日開店

7/12(水) 12:00配信

茨城新聞クロスアイ

「常陸野ネストビール」を製造・販売する老舗酒蔵の木内酒造(那珂市鴻巣、木内造酒夫社長)は8月、中国・上海にクラフトビールやウイスキー、日本食などを取り扱う直営の飲食店を開店する。海外出店は米国に次いで2店舗目。内装や家具などは県内企業が協力し、茨城の魅力を海外に発信する拠点と位置付ける。同店を足掛かりにアジア、欧州地域への進出を目指していく。

直営店は「HITACHINO MANSION(常陸野マンション)」として8月5日に開店する。場所は上海市の高級住宅街「思南マンションエリア」の一画で、市が保有する文化財指定の古民家を10年間契約で貸りる。

4階建てで延べ床面積は約660平方メートル。客席は約100席。1階は店舗内や同社香港工場で醸造したクラフトビールが飲めるブルワリーパブとし、2階は創作料理などを提供するレストラン、3階は和牛などを取り扱う鉄板焼きレストランとする予定。4階は店舗内で蒸留したウイスキーが楽しめるウイスキーバーとした。

売り上げ目標は月商2千万円。スタッフは15人程度を予定する。中国は日本からの食材持ち込みに規制がかかるため、当面、食材は現地調達する。

趣のある内装は、同社の国内関連店舗を手掛けるEOS建築事務所(水戸市)、店舗内の家具は、家具の八木沢(同市)がそれぞれ担当。現地の食材調達やスタッフ、許認可関係などは県と常陽銀行の各上海事務所が協力した。

木内敏之取締役は「“オール茨城”で仕上げた店舗。本県の知名度向上や魅力を発信する拠点としたい」と意気込む。

米サンフランシスコに開店した海外1号店は、月商1200万円と当初目標の800万円を大きく上回り好調。世界約50カ国に輸出する常陸野ネストビールの製造元としての知名度を生かし、アジア市場から欧州へのグローバル展開を計画する。

木内取締役は「将来的にロンドンへの飲食店出店を目指していきたい」としている。 (松崎亘)


中国語訳(共同通信 共同網)

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