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【台湾】日月光と力成の6月売上高、好調鮮明

7/12(水) 11:30配信

NNA

 半導体封止・検査大手3社の6月の連結売上高が出そろい、世界最大手の日月光半導体製造(ASE)は同月として過去2番目の高水準となった。メモリー製品を主に手掛ける力成科技(パワーテック)も同月の過去最高を更新するなど好調。一方、セキ品精密工業(SPIL、セキ=石へんに夕)は前月比、前年同月比ともに減収となった。11日付工商時報などが伝えた。
 日月光の6月の連結売上高は230億7,800万台湾元(約861億9,400万円)で、前年同月比6.0%、前月比2.8%それぞれ増え、今年に入って単月過去最高を記録した。1~6月の累計では前年同期比6.1%増の1,325億7,700万元だった。米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の次期モデル向け受注が押し上げ、第3四半期(7~9月)は前期比2桁増収、第4四半期(10~12月)もさらなる増収が見込まれている。
 力成の6月の連結売上高は51億500万元で、前年同月比30.6%、前月比14.3%それぞれ増えた。DRAMやNANDフラッシュメモリーの受注が旺盛だったほか、株式の過半数を持つ集積回路テストを手掛けるテラプロープ(本社:横浜市)の収益が連結業績に寄与した。1~6月の累計売上高は前年同期比21.2%増の265億8,800万元だった。
 一方、セキ品の6月の連結売上高は68億7,800万元で、前年同月比7.0%、前月比1.6%それぞれ減少した。非アップル陣営の在庫調整が足かせとなり、1~6月の累計でも前年同期比2.5%減の399億7,600万元と振るわなかった。ただ、今四半期(7~9月)は繁忙期を迎えることから、顧客からの引き合いが拡大し、売上高は今年最高を記録する可能性もあると証券筋は予想している。

最終更新:7/12(水) 11:30
NNA