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球宴辞退も収穫大 ダルはベンチで超一流の技しっかり盗む

7/12(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 レンジャーズ・ダルビッシュ有(30)はオールスター(11日=マイアミ)後に、もう一皮むけそうだ。

 前半戦最後の9日(日本時間10日)のエンゼルス戦に登板したため、すでに出場辞退を表明。マウンドに上がらないが、球宴前日のセレモニーやイベントなどに出席し、試合当日はア・リーグのベンチにも入るという。

 出場を辞退した場合、現地入りすらせずに球宴期間を休養に充てる選手もいる中、ダルがベンチ入りするのは「オールスターはいろんなものが得られる」(本人)からだろう。

 今回、選出されたア・リーグ投手陣は相変わらず豪華な顔ぶれが揃う。14年のサイ・ヤング賞右腕インディアンス・クルーバー(31)、15年の最多奪三振王(274)で今季も両リーグトップの178奪三振をマークしているレッドソックスの右腕セール(28)ら、球宴にふさわしいメジャーを代表する投手ばかりだ。

 ダルは技術的なことはもちろん、トレーニング法や栄養管理まで日頃から研究心旺盛なことで知られる。ダルにとっては球宴のベンチには生きた教材が揃っており、クルーバーやセールから何かを盗もうと考えるのは当然のことだろう。

 初出場した13年の球宴では11年のサイ・ヤング賞投手でタイガースのエース右腕バーランダーと試合中にベンチで長時間にわたって話し込んだ。当時のダルは会話の内容を明かさなかったものの、バーランダーによれば「投球に関して意見を交換」したという。

 メジャーを代表する右腕の助言もあってダルは直球の重要性を再認識したといわれる。この年の後半戦は5勝5敗ながら防御率は前半戦(3.02)よりも向上し、2・59と安定した投球を披露。13勝(9敗)をマークしてサイ・ヤング賞投票で2位に入った。

 今季は6勝8敗と負け越して前半戦を折り返したが、後半戦は持ち直すか。

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