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米国株式市場はほぼ横ばい、トランプ政権巡る報道に一喜一憂の展開

7/12(水) 6:33配信

ロイター

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場は、政治関連のニュースに振り回される展開となる中で、結局ほぼ横ばいで引けた。

朝方は一時相場が急落。トランプ米大統領の長男が昨年の大統領選期間中、クリントン民主党候補に不利な情報の提供を持ちかけたロシア人弁護士と面会した際に、情報の出所がロシア政府だと事前にメールで知らされていた、と伝えられたことが影響した。

ただその後、共和党のマコネル上院院内総務が8月の休会開始を先送りすると発表すると、トランプ政権の経済政策進展への期待から地合いが改善した。

コモンウェルス・ファイナンシャルのブラッド・マクミラン最高投資責任者は「市場に悪影響をもたらすかもしれない材料と好材料になり得る材料があった」と指摘。休会先送りは市場が望む方向に経済を変える政権の決意のように思われるが、トランプ氏長男のメール問題で米大統領選へのロシアの介入疑惑を巡る捜査に一段と注目が集まる可能性がある、との見方を示した。

12日には米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が下院で証言し、市場は今後の利上げペースに関して新たな手掛かりを得られるかもしれない。14日から始まる大手銀行の第2・四半期決算発表を見極めたいとのムードも続いている。

ジョーンズ・トレーディングのチーフ市場ストラテジスト、マイケル・オルーク氏は「投資家は次に相場を動かす要因が出てくるのを待っている。今は最高値圏にある株式を熱狂的に買う理由を見いだしていない」と述べた。

セクターごとの動きを見ると、 原油高を背景にエネルギー株<.SPNY>が0.5%上昇と好調だった。個別銘柄では写真共有アプリ運営のスナップ<SNAP.N>が8.9%安。新規株式公開(IPO)で主幹事を務めたモルガン・スタンレーが投資判断を引き下げ、同業インスタグラムとの競争能力に不安を表明した。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所とナスダックがともに1.10対1で上げ優勢。米取引所の合計出来高は約59億株と、直近20営業日平均の69億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 21409.07 +0.55 0.00 21410.17 21441.62 21279.30 <.DJI>

前営業日終値 21408.52

ナスダック総合 6193.31 +16.91 +0.27 6171.25 6200.58 6149.87 <.IXIC>

前営業日終値 6176.39

S&P総合500種 2425.53 -1.90 -0.08 2427.35 2429.30 2412.79 <.SPX>

前営業日終値 2427.43

ダウ輸送株20種 9599.43 -74.37 -0.77 <.DJT>

ダウ公共株15種 701.24 -0.19 -0.03 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1075.42 +8.32 +0.78 <.SOX>

VIX指数 10.89 -0.22 -1.98 <.VIX>

S&P一般消費財 709.66 -1.40 -0.20 <.SPLRCD>

S&P素材 341.02 -0.51 -0.15 <.SPLRCM>

S&P工業 587.65 -0.19 -0.03 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 556.86 -1.66 -0.30 <.SPLRCS>

S&P金融 412.07 -2.82 -0.68 <.SPSY>

S&P不動産 193.92 -0.39 -0.20 <.SPLRCREC



S&Pエネルギー 475.69 +2.49 +0.53 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 913.21 -0.70 -0.08 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 148.92 -1.00 -0.67 <.SPLRCL>

S&P情報技術 956.67 +3.39 +0.36 <.SPLRCT>

S&P公益事業 260.82 -0.08 -0.03 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.84億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 20150 - 30 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物9月限 円建て 20120 - 60 大阪比 <0#NIY:>

最終更新:7/24(月) 4:01
ロイター