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「食べきり」家庭浸透へ 静岡県が食品ロス防止キャンペーン

7/12(水) 8:18配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 まだ食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」を防ぐ静岡県の啓発活動「ふじのくに食べきりやったねキャンペーン」が17日から始まる。2年目の今回は飲食店だけでなく、家庭での食べ切りにも力を入れ、夏休み中の小学生を対象に食べきりチャレンジを実施する。

 オープニングイベントとして11日、余った食材で料理を作る「サルベージパーティー」を県庁で開いた。食品ロス削減に取り組む一般社団法人フードサルベージ(東京都)のスタッフが、家庭で持て余しがちな食材を使って料理を披露した。参加者約40人はブロッコリーの芯で作ったジャムやそうめんのパフェなど6品を試食し、思わぬ活用法に驚いていた。

 県内小学生を対象にした夏休みのチャレンジでは、学校を通じて児童に専用はがきを配布。1回の食事を残さずに食べたら、家族にサインをもらう。サインが15個集まったら、実践した工夫も記して県に応募する。ユニークなチャレンジには賞が贈られる。

 県廃棄物リサイクル課によると、食品ロスの割合は事業系が55%、家庭が45%。林聖久課長は「(食べきりを)家庭に浸透させることが大事。今回は小学生を中心に、親も巻き込んで食材を無駄にしない方法を考えてもらいたい」と話した。

 17日開始のキャンペーンは県内100以上の飲食店が協力し、完食した客の代金を割り引く「食べきり割」と、完食した料理の写真を投稿して景品が当たるフォトコンテストを実施する。

静岡新聞社