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ベンゼマの同僚脅迫事件、仏最高裁判所が不当捜査があったと判決

7/12(水) 11:55配信

ISM

 フランスの最高裁判所は現地時間11日、レアル・マドリー(スペイン)FWカリム・ベンゼマに対する脅迫事件の捜査が、検察によって不当に行なわれたとの判決を下した。

 フランス代表の同僚だったMFマシュー・ヴァルブエナが、セックステープと引き換えに金銭を要求された脅迫事件で、共謀した罪を問われているベンゼマ。本人は潔白を主張しているが、フランス検察はベンゼマが2015年に幼少時代の友人からもちかけられ、ヴァルブエナに脅迫者と直接取引をするように説得したと考えている。

 しかし今回、最高裁判所は、ベンゼマが無罪との判決を下したわけではないが、同選手に対する捜査が規則に準じておらず、脅迫の存在を証明するうえで不当な方法が用いられたとの判決を下した。同裁判所によると、検察の指示で捜査官がヴァルブエナの仲介役のふりをし、偽名を用いてセックステープの持ち主が選手に金銭を要求する事態を引き起こしたという。

 今回の判決により、ベンゼマに対する捜査はすべて無効となり、差し戻しで控訴裁判所が審理することになる。ベンゼマの弁護士は地元メディアで、「この件は終わっていない。しかし論理的には、新たな控訴審はすべての手続きが不当だったとして、ほぼすべて、少なくともベンゼマに対する訴えは、当然取り下げるべきだ」と主張した。

 フランスサッカー連盟はこの件でベンゼマをフランス代表から外しており、母国開催だった2016年のEUROでも、チームの調和やメディアによる騒動を避けるためにベンゼマを招集していない。(STATS-AP)

最終更新:7/12(水) 11:55
ISM