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ベトナム16年、子供用品の市場規模50億ドル 安全考え高級玩具が人気

7/13(木) 8:15配信

SankeiBiz

 ベトナムは、子供向け製品の市場規模が2016年に50億ドル(約5683億円)を超えたとの見方を地場エヌキッズ・コーポレーションが示した。市場全体の3分の1を玩具と衣料品が占め、なかでも高級玩具の人気が拡大しているという。現地電子メディアのベトナム・ネットなどが報じた。

 高級玩具への需要が高まっている背景には、同国は経済成長に伴い所得水準が上昇するなか、子供の健康を考え、安価な玩具より高価格でも信頼できるメーカーの安全な玩具を求める消費者が増えていることが挙げられる。

 地場玩具チェーン店は、消費者ニーズを踏まえて玩具を取りそろえ、事業拡大を図っている。同国で125店舗を展開する地場玩具チェーン最大手マイキングダムでは、デンマークのブロック玩具「レゴ」や米漫画出版社DCコミックスの人気キャラクター玩具などが人気だ。今後、店舗数を200店舗に拡大する。地場調査会社Viracによると、同チェーンの売上高は15年に前年比50%増の4800億ドン(約24億円)に達している。

 そのほか、日系玩具メーカーのタカラトミーの製品などを取り扱うファニーランド(店舗数28店)やトイシティ(同11店)、トイランド(同8店)といった地場玩具チェーンも店舗網の拡充に乗り出した。業界関係者は地場玩具メーカーのチェーン店舗数が向こう3~5年で3、4倍に拡大すると予測する。

 ベトナムは0~12歳の子供人口が2000万で総人口の約2割を数える。最大都市ホーチミンでは、子供1人当たりの家計支出額が月額50万ドンに上るとされる。安全な玩具を求める傾向がさらに高まると予測されるなか、今後、玩具関連企業の競争が激しくなりそうだ。(シンガポール支局)

最終更新:7/13(木) 8:15
SankeiBiz