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阪神・西岡、1軍復帰で1人“何役”こなす? チームの“尻たたき”に若手への“ハッパ”…

7/12(水) 16:56配信

夕刊フジ

 6月23日のリーグ戦再開以降、今月10日まで4勝9敗と黒星先行中の金本阪神。逆転Vには新外国人ジェイソン・ロジャース内野手(29)=米大リーグ・パイレーツ3A=と、もう1人の“起爆剤”が機能するかどうかにかかっている。

 1軍公式戦がなかった10日、金本知憲監督(49)はウエスタン・リーグの広島戦(鳴尾浜)を視察。熱視線の先には、この日先発したドラフト3位ルーキー・才木浩人投手(18)=須磨翔風高=と、昨夏の試合中に左アキレス腱を断裂した西岡剛内野手(32)がいた。

 西岡は「1番・遊撃」で先発し右翼線へ適時二塁打。7回限りでベンチに退いた。

 指揮官は「足がよく動いていた。二塁打も(二塁到達まで)速かったね」と評価。掛布2軍監督も「いい状態で上に行ってもらいたい。金本監督はヒットを打つ、打たないよりも、一塁への全力疾走やショートの守備を見て安心したと思う」と話した。

 西岡について、球団フロントは「1人でチームを鼓舞して、全体の空気を変えられる男。ベンチにいるだけでも相当大きな戦力にはなる」と評す。また、西岡が遊撃以外にも一塁、外野など「自分で競争を仕掛けられるポジションを探して取り組んでいる。なりふり構っていられない自分の立ち位置を熟知しているのだろう」とみる。

 そんな中、西岡の存在自体が若手への「最大のハッパになる」という。

 「当初一塁は原口にスタメンを渡しスタートした手前、競争が生まれにくかった。今は中谷やロジャース、ここに西岡が入れば四つどもえの争いになる。遊撃、外野も同様。相手に研究されて厳しい攻めで調子を落とす若手にとっては、相当な難敵となる」

 15日から1軍の練習に合流する見込みの西岡はチームの尻たたき役を含め、1人何役こなすことになるのだろうか。(山戸英州)

最終更新:7/12(水) 16:56
夕刊フジ