ここから本文です

絶不調の日本ハム・中田に“残留”のススメ 球団関係者「海外FA権取れる来年まで待った方が…」

7/12(水) 16:56配信

夕刊フジ

 「オレに聞くことなんかないやろ、うっとうしい」

 そう言い捨てて報道陣を威嚇したのは日本ハム・中田翔内野手(28)。10日のオリックス戦(京セラドーム)の第4打席で、3日の西武戦(東京ドーム)の第1打席に放ったソロ本塁打以来29打席ぶりのヒット(左前打)を放ったものの、11点ビハインドの8回に生まれたもの。焼け石に水だった。

 さらに続くレアードの二直で飛び出し、一塁で憤死。相手先発・山崎福のプロ初完投初完封をアシストした格好だ。

 「久しぶりの安打? 関係ない」

 自嘲気味に語った元4番打者はこの日、「3番・一塁」で先発。8日にはプロ入り後初の「1番・一塁」とまさかの切り込み役を任されるなど、起用も迷走している。

 昨季は打率・250ながら25本塁打、110打点で自身2度目の打点王に輝いた。今季はここまで・221と低迷。よりどころにしてきた打点数もチームの80試合消化時点で「46」と4年連続100打点超えにも黄信号が点っている。

 9月中に取得する見込みの国内FA権を行使し、親交の深い金本監督が指揮を執る阪神を中心に争奪戦が展開…と今オフはバラ色となるはずだったが、あまりの不調ぶりに某セ球団の編成担当者は「推定年俸2億8000万円か…コストパフォーマンスは最悪だろう」と及び腰。

 苦境の主砲に日本ハム球団関係者は「いっそのこと、このオフは諦めて、動くのは海外FA権の取れる来年まで待った方がいい。来年文句のない成績を残せば、本当にメジャーから声が掛かるかもしれない」とチーム残留を勧める。

 ドラフトを目前に控えた大阪桐蔭高3年時には米マリナーズが勧誘に訪れ、中田自身メジャー移籍を夢見た時期もあった。不完全燃焼のまま移籍を狙うよりも、かつての夢を追いかける姿の方が魅力的ではある。(片岡将)

最終更新:7/12(水) 16:56
夕刊フジ