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<ニホンジカ>わな見分け猟師警戒 捕獲数減少 長野

7/12(水) 9:05配信

毎日新聞

 ニホンジカやイノシシなどへの対策を考える長野県の「野生鳥獣被害対策本部会議」の今年度初会合が11日、県庁で開かれた。食害など農林被害が最も大きいニホンジカの昨年度の捕獲数は目標を大きく下回り、中島恵理副知事は「被害が減少し成果は出ているが、新たな対策に取り組みたい」と話した。

 昨年度のニホンジカ捕獲の目標数は4万頭だったが、実際に捕獲できたのは2万5733頭だった。また、昨年度の野生鳥獣による農林業の被害額は約9億2000万円で前年度から4.4%減少。ニホンジカによる被害が最大の37.4%を占めており、ツキノワグマが10.9%、ニホンザル10.3%、イノシシ8.6%と続いた。

 県鳥獣・ジビエ振興室によると、捕獲が進み、ニホンジカはわなの特徴を分かるようになったり、猟師が近づくと逃げたりするなど警戒心が高くなっており、捕獲数の減少につながっているという。

 被害拡大している地域でGPS機器による行動調査を行うほか、夜間に猟をするなど新たな手法を使って、捕獲増を狙う。佐藤繁室長は「警戒心が低くなるようにいろいろな対策を試したい」と話した。【ガン・クリスティーナ】

最終更新:7/12(水) 10:25
毎日新聞