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前半終えて防御率0点 楽天福山は“浅尾超え”ができるのか

7/12(水) 11:52配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「ミスターゼロ」がまたやった。

 楽天の救援右腕・福山博之(28)が11日のソフトバンク戦に3番手で登板し、4―4の八回を3人でピシャリ。チームは逆点勝ちで前半戦の首位が確定した。

 5勝目がついた福山は、ここまで36試合で33回3分の1を投げて防御率は0.00。ゼロ並びがどこまで続くか注目されているが、「猛暑の夏場に疲れが出てくれば、いずれは点を取られる」ともっぱらだ。

 1996年から投手タイトルに加わった「最優秀中継ぎ」の過去の成績を見ると、2011年の浅尾拓也(中日)が驚異的だ。79試合、87回3分の1を投げて7勝2敗10セーブ45ホールド。奪三振100で被本塁打0、自責点4。防御率は0.41。2年連続最優秀中継ぎ投手に輝き、チームのリーグ連覇に貢献。セのMVPにも選ばれた。

 浅尾は150キロ超のストレートと落差のある高速フォークが武器。前記の数字を残しても不思議ではなかったが、福山の直球は140キロ台後半。持ち球のフォーク、スライダー、シュートも「超一級品」とは言い難い。それだけに防御率0.00は立派といえる。ボールを巧みに散らし、「左右高低」に投げ分ける制球力が福山の持ち味。“並”の持ち球で浅尾超えはあるか……。

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