ここから本文です

<大和郡山市>ごみ処理施設入札業者名漏れで手続き一時中断

7/12(水) 9:35配信

毎日新聞

 奈良県大和郡山市のごみ処理施設「市清掃センター」の延命化工事が完了する来春以降に施設管理を委託する業者の選定で、非公表のはずの入札参加業者名が外部に漏れていたとして、市が今月中を予定していた落札者決定を断念し、手続きの一時中断を決めたことが分かった。市は「調査の結果、内部からの漏えいはない」とするが、予定価格が総額約100億円の大型契約で、今後、業者からも話を聞き、慎重に対応を決める。

 延命化工事は約56億円で2015年度に始まり、今年度中に完了予定。市は効率的な施設運営を目指し、外部の有識者を含む検討委員会で民間委託の方針を決めた。委託期間は15年間とし、選定にあたっては、技術力や創意工夫など非価格要素も加味する「総合評価一般競争入札」で昨年9月に入札を公告。今年1月に入札参加を受け付けた。

 入札では、公正性確保のため、民間資金活用の際の国の指針に従い、入札参加業者数や業者名を非公表とした。しかし、外部から情報漏れを指摘され、確認したところ、業者名などが一致した。

 これを受け、市は今月21日に予定していた非価格要素の審査や27日の落札者決定を中止した。市幹部は「(業者名は非公表という)前提が崩れている。単なる先延ばしではなく、選考方法の変更も含め考えたい」と話している。【熊谷仁志】

最終更新:7/12(水) 9:35
毎日新聞