ここから本文です

静岡大成高美術部が躍進 全国高総文祭、国際展に出品

7/12(水) 8:17配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡大成高(静岡市葵区)美術部員が全国舞台で活躍している。各県大会の上位作品が集まる全国高校総合文化祭の美術・工芸部門に、3年の池田りおさん(17)が出品する。世界18カ国に加え、日本からも1万点以上の応募がある高校生国際美術展では3年の大田莉穂さん(17)と2年の塩沢李奈さん(16)が奨励賞を受賞し、池田さんが入選した。

 池田さんが全国高総文祭に出品する「輪廻(りんね)転生」は、新聞紙や紙粘土を用いた高さ約1メートルのひょうたん形の立体作品。表面は漆の技法を使い、やすりで削ることで色や模様をつけた。

 大田さんが受賞したのは紙粘土の立体作品「愛猫乱舞」。猫の手を回すと、連動して腹部にある約25枚の紙芝居がめくれて、物語を楽しめる仕掛けになっている。塩沢さんの水彩画「錨の怒り」は、絵の具と色鉛筆で深海にいる恐ろしい顔をした魚などを細やかなタッチで描いた。

 美術部顧問の日野岡和匡教諭(43)は「いずれも独自の世界観を丁寧に表現している。成果を自信に、今後も自分の考えを大切にしてほしい」と話した。

 全国高総文祭は宮城県美術館で31日から8月4日まで、高校生国際美術展は東京の国立新美術館で同9日から20日まで開かれる。

静岡新聞社