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舞台再開の寺島しのぶに九州豪雨被害の東峰村からエール

7/12(水) 16:32配信

東スポWeb

 豪雨で甚大な被害を受けた九州北部の地域では、多くの人が苦しい避難生活を続ける。福岡、大分両県の被災地では、11日も約1400人の住民が避難生活を余儀なくされた。12日で豪雨から1週間が経過。避難先で新たに危険が高まったり、大雨の予報が出たりして、再び移動を迫られる日々が続く。そんな余裕のない中、復旧作業に追われる村の人たちは、村にゆかりある女優の寺島しのぶ(44)にエールを送った。

 東峰村を襲った天災に心を痛めるのが寺島だ。自身のブログ(6日付)には「『たからのとき』でお世話になったのは朝倉市の旅館でした。東峰村も孤立しているとか。小石原焼の窯元のご夫婦、90歳でゲートボールやっていらしたおばあちゃん、東峰村ガールズの皆さん、お家を貸してくださったご夫婦、皆さんのこと心配です。ご無事を祈ります。」と記している。

 1月に九州・沖縄地区で放送されたNHKドラマ「たから――」に主演した寺島。東京と村を往復しながら撮影に臨み、出演した村人と積極的に交流していた。

 役どころは「地域テレビの住民ディレクター」だ。東峰村では村人が取材から撮影・編集まで手掛けるケーブル局「とうほうTV」を持っていて、ドラマは実話に基づく。とうほうTVプロデューサー岸本晃氏(63)は「寺島さんのブログはありがたいことですよ。村の人たちもこのことを知っています」と感謝の気持ちを表した。

 寺島といえば、主演舞台「アザー・デザート・シティーズ」の初日(6日)公演で出演俳優中嶋しゅうさん(69)が東京芸術劇場の舞台から転落して死亡。公演が中止に追い込まれた。13日からの上演が決定したが、主役として現場を引っ張る重圧は想像にあまりある。

 一方の東峰村も被害者が出たほか、水道・電話などのライフラインがままならず、主要道路も寸断された。生活再建に必死な村民がカメラを回す余裕はなく、ケーブル局も機能していない。そんな中でも、「お互いに置かれた場所で一緒に頑張りましょう」と寺島にエールを送った岸本氏は、この状況をドキュメンタリーとして世に出すため、カメラを担いで現場を撮影し続けている。

最終更新:7/12(水) 16:32
東スポWeb