ここから本文です

<島根県>島根原発1号機廃炉作業へ 事前計画に了解

7/12(水) 9:46配信

毎日新聞

 中国電力島根原発1号機(松江市)の廃止措置計画について、島根県の溝口善兵衛知事は11日、県庁で同社の清水希茂社長に安全協定に基づき、計画を事前了解することを伝えた。松江市も安全協定で必要な事前了解をしており、1号機の廃炉作業が始まることが正式に決まった。中国電は2045年度までに作業を終える計画で、早ければ月内に着手するとしている。【根岸愛実】

 溝口知事は報道陣に「関係自治体の意見も踏まえ、安全第一で計画の実施を了解した。安全については中国電力に強く要請した。中長期的に、使用済み核燃料の搬出をちゃんとやってもらいたい」と話した。

 廃止措置計画を巡っては原発周辺自治体の出雲、安来、雲南の県内3市や、鳥取県と同県米子市、境港市も了解している。

 溝口知事は県庁で清水社長に、廃炉工事について、住民の安全と環境の保全を最優先すること▽関係自治体に丁寧な情報提供をすること▽使用済み核燃料の搬出について具体的な検討を進めること▽地元企業に工事発注するなど地域振興への配慮--などを求め、要請書を渡した。

 清水社長は、溝口知事に「要請を真摯(しんし)に受け止め、誠意を持って対応したい。安全確保を最優先に、確実に計画を進めていく」と話した。

最終更新:7/12(水) 10:06
毎日新聞