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リーグトップ9勝目 巨人・菅野が不変の小林愛語る

7/12(水) 16:32配信

東スポWeb

 巨人のエース菅野智之(27)が11日のヤクルト戦(東京ドーム)で7回無失点と好投し、リーグトップの9勝目(4敗)を挙げた。前半戦最後の9連戦を中4日、中5日で先発し、2勝を挙げるなどフル回転の活躍でチームを今季初の3カード連続勝ち越しに導いた。原動力はバッテリーを組む小林誠司捕手(28)だという。何かと批判されることの多い正妻を、エースはどう評価しているのか。

【写真】バッテリーでオールスター選出

 唯一のピンチといえば先頭打者を出した6回くらい。追い込まれる前に仕留めようとする相手の策を察知し、投球のテンポを早め、かつストライクゾーンでボールを動かして凡打を誘う。7回無失点の内容に、由伸監督も「本当に言うことないというか、(登板間隔が)変則的な中でしっかりとした投球をしてくれた。見事に抑えてくれているし、十分な投球だった」とたたえた。

 9勝4敗、防御率2・20で前半戦を終了。WBCでの好投に始まり、シーズンでも3連続完封勝利を挙げるなど文句なしの活躍だが、菅野は「それはやっぱり誠司の成長、誠司の力。バッテリーというよりも誠司が自信を持ってサインを出しくれるんで、それが一番大きいと思いますね」と女房役を持ち上げる。

 今季の小林はWBCでラッキーボーイ的な活躍を見せて注目を浴びたものの、シーズンに入るとチームの低迷や、いまだ打率が2割に届かず本塁打もゼロということもあり、正捕手というポジションを疑問視されることも少なくない。

 そんな周囲の評価をエースはどう感じているのか? 菅野を直撃すると「いろんな人に(小林について)聞かれましたけど、僕の評価はなんも変わっていない。リードであったりとか、前々からアイツはいいと思ってますから。WBCについても、僕はあのくらいやると思ってました」と絶大な信頼を口にした。

 小林の成長は「周りが見えるようになった」ことだと言う。印象的だったのは3連続完封勝利の3戦目、5月2日のDeNA戦(東京ドーム)。5―0の9回一死で迎えた4番・筒香との勝負だった。

「僕は熱くなっていて、全部真っすぐいってやろうと思ってたんですよ。別にここでホームランを打たれてもいいだろうと。アイツも同じ考えだと思ってたんですよ。オール真っすぐで来るんだろうなと」。ところが初球こそ直球だったが、その後はスライダーで2つ空振りさせてカウント1―2。最後は内角直球で中飛に仕留めた。「誠司は冷静でしたね。最初、インコース高めの真っすぐでボール。『よしよし、次は外だろうな』と思ったらスライダー。『え、スライダー?』ってなりましたけど、ここで冷静じゃない自分に気づかされた。振り返ると、もし真っすぐだけでいっていたら、どうだったかなと思います。そういうところは去年の誠司にはなかった点ですね」

 年を重ねるごとに成熟度を増す巨人の若きバッテリー。後半戦はどんな投球を披露してくれるのか。

最終更新:7/12(水) 16:57
東スポWeb

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