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大盤解説にファン90人 棋聖戦第4局「本当にすごい激闘」 新潟

7/12(水) 7:55配信

産経新聞

 新潟市西蒲区岩室温泉の「高志の宿 高島屋」で11日行われた産経新聞社主催の将棋タイトル戦「第88期棋聖戦五番勝負」の第4局では、対局の間からほど近い大広間で大盤解説会も開かれた。羽生善治棋聖(46)=王位・王座=が斎藤慎太郎七段(24)を破り、棋聖戦歴代最多の10連覇を果たした大一番を、平日にもかかわらず詰め掛けた約90人の将棋ファンらが楽しんだ。

 大盤解説会には、副立会人の飯島栄治七段(37)が登壇。終盤に羽生棋聖が優勢となる中、斎藤七段が粘りに粘り続けると、飯島七段は「大熱戦になりましたね。羽生棋聖に負けたくない気持ちが染み渡っています」と驚きの表情。「僕の予想と全く違う展開になりました。本当の激闘。すごい」と、ファンらを笑わせながら軽妙に解説した。

 対局終了後、大広間で待ち構えるファンらの前に両者が姿をみせると大きな拍手がわき起こった。羽生棋聖は「形勢はずっと微妙な感じでした」と振り返り、斎藤七段は「勝負を急いで悪くなってしまった」と反省。両者は再びファンから盛大な拍手を受けた。

 娘の小蒔ちゃん(5)から将棋をやりたいと言われ、一緒に訪れた弥彦村の丸山慶子さん(32)は「将棋を知らない私でも斎藤七段の粘りはすごいと思いました」と感動していた。

最終更新:7/12(水) 7:55
産経新聞