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<九州豪雨>捜索続く、孤立集落は解消 発生1週間

7/12(水) 11:11配信

毎日新聞

 九州北部豪雨は12日、発生から1週間を迎えた。福岡、大分両県で一時29カ所の集落が孤立状態となったが、同日午前に全て解消した。ただ両県の1873世帯で依然断水が続くなどライフラインの復旧は遅れている。被災地では、なお22人と連絡が取れておらず、福岡県朝倉市で同日午前、新たに3人が心肺停止状態で見つかった。自衛隊や警察などは安否不明者がいる地区を中心に捜索を続けている。

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 朝倉市では杷木(はき)浄水場が被災し、杷木地区全体の1654世帯で断水が続く。同市の杷木地域生涯学習センター前では北九州市上下水道局の職員らが豪雨のあった5日から給水支援を続けており、12日も朝からタンクやペットボトルを手にした住民が詰め掛けた。同県東峰(とうほう)村の199世帯、大分県日田市の20世帯でも断水が続いている。

 豪雨ではこれまでに朝倉市で19人、東峰村で3人、日田市で3人の計25人の死亡が確認され、避難者数はなお約1300人に上る。一方、道路の復旧が進んだことから、12日午前10時すぎに最後まで残っていた日田市内の2地区110人の孤立状態が解消され、孤立地区はなくなった。

 住宅被害は両県で全壊計101棟、半壊計30棟、一部損壊計40棟。床上浸水は計136棟、床下浸水は計304棟となっている。道路の被害は両県の416カ所で確認され、橋の被害は福岡県だけで22件に上る。【宗岡敬介、安部志帆子】

最終更新:7/12(水) 15:39
毎日新聞