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「ゲームOK」の子の方が勉強に集中し、親との会話も長い……朝日小学生新聞調査

7/12(水) 16:06配信

ITmedia NEWS

 家庭内でゲームOKの子どものほうが、ゲーム機を持っているが禁止されている子より勉強への集中力が高く、宿題も自主的に取り組む――朝日学生新聞社は7月12日、こんなアンケート結果を発表した。家庭での親との会話時間も、ゲームOKの子の方がNGの子より長いという結果だ。

【勉強への集中力は、ゲームOKの子の方が高い】

【更新:2017年7月12日午後7時45分】比較対象を分かりやすくするため、冒頭の文を修正し、「ゲーム機を持っているが禁止されている子より」と追記しました

 「朝日小学生新聞」読者を対象に6月、ネットでアンケートを行い、小学1年生~6年生の男女457人から回答を得た。

 ゲーム機を持っている子ども(370人・全体の81.0%)に、ゲームで遊んでいいか聞くと、「遊んでいいが、ルールがある」が91.9%、「遊んでいいし、ルールもない」は3.5%、「遊んではいけない」は4.1%だった。

 ゲームをする時のルールの内容は、「ゲームをする前に、宿題や勉強をすませないといけない」(67.9%)、「1カ月/1週間/1日に何時間までゲームをしてもいいか決められている」(56.8%)、「夜遅くにゲームをしてはいけない」(49.1%)などだった。

 学校の成績の自己評価をゲームに関するルール別で見ると、「成績がいいと思う」「まあまあいいと思う」と答えた割合は、ゲームOK(94.9%)でもゲームNG(93.3%)でもほとんど差がなかった。親にも同じ質問をしたが、回答はほぼ同じだった。

 1日の勉強時間をゲームのルール別で見ると、ゲームOKの子は82.3分、ゲームNGの子は89.0分と、NGの子の方がやや長かった。「ゲームOKの子どものほうが効率よく勉強ができているとも言える」と同社は指摘する。

 勉強への集中力について子どもに聞くと、ゲームOKの子どもの「集中してできる」の回答は81.0%、ゲームNGは73.3%と、OKの子どもの方が集中力は高いようだ。

 勉強と遊びの切り替えが得意か聞いたところ、「得意」と答えたのはゲームOK・NGとも約60%とほとんど同じ割合。ゲームOKの子のうち、ルールがない子は、84.6%が「切り替えが得意」と回答した。同社は「勉強と遊びの切り替えにゲームは悪影響をもたらさないことは確かなようだ」としている。

 夏休みなどの宿題の計画性・自主性について聞いたところ、「宿題を計画的にできる」と答えた子はゲームOKで70.5%、NGで60.0%と、OKの子の方が計画性が高い子が多かった。保護者に聞くとその差はより大きくなり、ゲームOKが62.6%、NGが40.0%と、20ポイントも開いた。

 宿題の自主性については、ゲームOKの子は75.9%が「自分で進める」と答えているのに対し、NGの子は46.7%にとどまり、半数以上が「人に頼る」(53.3%)と答えた。保護者も同様の意見(ゲームOK:71.4%、ゲームNG:66.7%)だった。

 家族と1日の会話時間を子どもに聞くと、ゲームNGの子の62.5分に対し、OKの子は90.5分と30分近くも長かった。子どもと一緒にゲームをすると答えた保護者は約3割。子どもの成績別に見ると、成績上位層の子の家庭は37.3%、成績下位層では32.9%と、親子でゲームをする家庭の子の方が成績が高い傾向があった。

 ゲームが勉強に役だったかを子どもに聞くと、約半数(47.5%)が「役に立つことがあった」と答えた。役だった内容は「いろんな知識が身についた」(56.7)が最多で、「漢字を覚えた」(30.9%)、「集中力が上がった」(18.4%)、「計算問題が早くなった」(15.7%)などがあがった。

 調査対象のうち、ゲームOKの子を人数に換算すると353人、NGの子は15人と大きな差があり、ゲームを持ため、調査結果は「参考程度」(同社)だが、「小学生新聞の読者は勉強などへの意識が高く、アンケート調査を行っても結果にあまり差がでないことが多い。今回は顕著な差が出たため、参考情報として意義があると考えている」と同社は説明している。

最終更新:7/12(水) 19:54
ITmedia NEWS