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中国サン・アート、未使用プリペイドカードが上期業績に寄与へ

7/12(水) 12:01配信

ロイター

[香港 12日 ロイター] - 中国の大型スーパー(ハイパーマーケット)の高キン零售(サン・アート・リテール・グループ)<6808.HK>は12日、上期(1━6月)の業績について、未使用のプリペイドカードの会計処理により、純利益が大幅に増加するとの見通しを示した。

同社によると、2016年末時点の「買掛金およびその他の支払債務」の「顧客からの前受金」は97億0200万元(14億3000万ドル)。前受金は過去に発行したプリペイドカードの未使用分から発生した。

中国では、ギフトとしてプリペイドカードを贈る人が多い。

暫定的な分析によると、2012年6月30日以前に発行したプリペードカードの未使用分は、全発行残高(2016年12月31日時点)の15%以上。このうち、今後使用される可能性の低いカードは推定4億6000万元という。

これに伴い、上期の連結純利益が、税引き後で約3億4500万元押し上げられる見通し。

将来、未使用のプリペイドカードについて、追加で利益を計上する可能性もあるという。

同社はBruno Robert Mercier最高経営責任者(CEO)が、個人的な理由で退任したことも明らかにした。同氏は2019年末まで上級顧問を務める。

新CEOにはLudovic Frederic Pierre Holinier氏が就任する。

同社は今年、主力のハイパーマーケット事業の見通しが若干悪化したと表明。オンラインサイトとの競争が激化する中、新規出店ペースを落とす方針を示している。

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最終更新:7/20(木) 23:52
ロイター