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複数職員が体調不良も 睡眠剤混入施設に驚きと衝撃 千葉

7/12(水) 7:55配信

産経新聞

 同僚らに睡眠導入剤を混ぜたお茶を飲ませ、交通事故を起こさせて殺害しようとした殺人未遂事件。看護師の波田野愛子容疑者(71)=印西市大森=が勤めていた同市内の老人ホームでは11日、驚きと衝撃が広がった。4月以降も同様の体調不良を訴える職員が複数いたことも判明。今後、県警の捜査で事件の全容解明が進められる。

 「非常に意外なことで驚いている」。波田野容疑者が勤務する施設の寺田洋介施設長(44)は報道陣の取材にこう明かした。入居者に健康被害はないという。

 寺田氏によると、波田野容疑者は平成17年にグループの社会福祉法人に採用。27年10月からこの施設の唯一の准看護師として、週5日間勤務していた。勤務態度などに特に問題はなかったという。

 職員の体調不良が増加したのは今年4月以降。69歳と30代の同僚女性職員については、10回以上もめまいや眠気を訴えるケースがあり、その都度相談にのっている波田野容疑者が「水分をとりなさい」などと指摘していたという。このほかにも3人の職員が数回、同様の体調不良を訴えたこともあるという。

 施設側も異常な事態と感じていたところ、6月13日午前、施設の事務室で波田野容疑者が30代の同僚女性の飲み物の容器に液体を混入しているのを別の職員が目撃。同月15日にも同様のことをしていたため警察に相談し、事件が発覚した。

 寺田氏によれば、波田野容疑者は最近様子が変わったり、特定の職員とのトラブルなどについては「特に心当たりがない」という。6~7年前に乳がんを患ったが復帰し、眠れないということで睡眠導入剤を自身も使いながらの仕事ぶりに「高齢なのによくやっていると思った」と振り返る。

 一方、波田野容疑者の近所の住民も「問題なんてない人だから、本当に信じられない」(60代女性)と驚きを隠さない。60代の男性は「旦那さんと仲良く犬の散歩をする姿をよく見たが、最近は病気を患い思い悩んでいる様子だった」と話していた。

最終更新:7/12(水) 7:55
産経新聞