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<横浜・大口病院>年内に入院患者の受け入れを再開へ

7/12(水) 19:28配信

毎日新聞

 昨年9月に入院患者の連続中毒死事件が発覚した横浜市神奈川区の大口病院は、年内に入院患者の受け入れを再開する方針を明らかにした。同病院の弁護士によると、閉鎖中の入院病棟を改装し、10~20床での再開を見込む。横浜市が臨時の立ち入り検査などで再開に向けた指導をする。

 同病院は事件発覚後の昨年末に入院病棟を閉鎖し、看護師ら職員全員を退職させた。外来診療の一部は継続し、現在は整形外科と内科、小児科で診察を行っている。

 弁護士によると、入院病棟は、長期療養、終末期の患者の受け入れから始め、将来的には事件発覚前の規模を目指す。鈴木峻院長は「周辺に療養患者を受け入れる医療機関が少なく、地域に貢献したい。事件は未解決のままだが、防犯対策や安全管理の徹底に取り組んでいく」と説明。病院名の変更も検討しているという。

 同病院では、昨年9月にいずれも当時88歳の男性入院患者2人が死亡。体内から界面活性剤の成分が検出され、神奈川県警が何者かが点滴に混入させた可能性があるとみて殺人容疑で捜査している。【村上尊一】

最終更新:7/12(水) 22:28
毎日新聞