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【楽天】銀次、サファテから決勝打!ねじれ解消0.5差で首位ターン!

7/12(水) 6:05配信

スポーツ報知

◆ソフトバンク4―5楽天(11日・ヤフオクドーム)

 首位・楽天が敵地で行われた2位・ソフトバンクとの首位攻防2連戦に逆転勝ち。前半戦終了まで1試合を残して、2013年以来となる首位ターンを決めた。最大4点のビハインドも7回に追いつき、9回にはタカの守護神・サファテから銀次が適時打を放ち、勝ち越し。その裏を松井裕がゼロに封じ、逃げ切った。3連勝で貯金は今季の最多25。ゲーム差は「マイナス0・5」のねじれ状態が解消され、0・5差となった。

 松井裕が見せたガッツポーズの大きさが、死闘を物語っていた。楽天は4点差をひっくり返しての逆転勝ち。1点差のリードを守った守護神は、左手の握り拳を大きく振り下ろし、嶋と抱き合った。日本一に輝いた13年以来の前半戦首位ターンが確定。梨田監督は「(序盤は)劣勢どころか、どうなることかと思った。0―4から耐えて勝てたのは大きい」と興奮気味だった。

 「マイナス0・5ゲーム差」の首位で迎えた直接対決2連戦。序盤は完全にソフトバンクペースだった。リーグ最多の9勝を誇るエース・則本がつかまった。初回から3イニング連続で失点。「初回の入りでビビった部分もあった。コーナーを突きすぎて苦しい投球だった」と独特の空気にのみ込まれ、4点を奪われた。

 それでも楽天打線は、ただでは転ばない。7回にウィーラーの2点適時打で追いつき、試合を振り出しに戻すと、最後は選手会長のバットで決着をつけた。同点の9回2死一、二塁。銀次は34戦無敗、防御率0点台だったサファテに2ストライクと追い込まれながらも、151キロの直球をライト前はじき返す、勝ち越しタイムリーを放った。7月は打率5割6分7厘。指揮官も「今のバッティングは神懸かっている」とうなるが、銀次は冷静だった。

 銀次「言葉は悪いけど、追い込まれていい意味でテキトーにいけたのがよかった。こんな球の速い投手は打てないと思って、力も抜けた。あそこで打てたのは大きい」

 前半戦最後の山場となる2連戦。だが12球団最年長、63歳の指揮官は「首位とかは考えていない」と何度も繰り返してきた。優勝した13年以降はBクラスに甘んじ、優勝争いの経験がないチームに、必要以上の重圧がかかることは避けた。試合前のミーティングでも平常心で臨み、先勝した。

 6月30日~7月2日のコボパークでの直接対決3連戦から、ホークス戦は4試合連続で1点差だ。その全てで3時間30分超と死闘が続く。力の差はほとんどない。だから首位ターンが決まっても、気の緩みはない。

 梨田監督「それは関係ない。『またあした』としか思っていない」

 銀次「もう試合は終わったので、あしたのことを考えたい。しっかり勝って前半戦を終わりたい」

 勝って兜(かぶと)の緒を締めよ―。2試合連続で4点差を逆転勝ち。負けていても、試合が終わっても、ファイティングポーズを取り続けるのが楽天だ。(安藤 宏太)

最終更新:7/15(土) 11:51
スポーツ報知

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