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メッセ地方6連勝 倉敷の虎党に感謝「ホーム球場のような声援」

7/12(水) 6:00配信

スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 阪神10―1中日(2017年7月11日 倉敷)

 ようやく長いトンネルを抜けた。阪神の先発・メッセンジャーは7回9安打1失点の力投でチーム単独トップとなる8勝目。自身の連敗を3でストップし6月8日オリックス戦以来、5試合ぶりの白星を手にして、エースが復調を示した。

 「地方とはいえ、ホーム球場のような声援で、ホームで投げている感覚だった。エネルギーが伝わって来て、投げやすかったよ」

 地方球場はこれで8試合に登板し6連勝(1敗)。「地方の鬼」にとって、甲子園を思わせる倉敷の虎党の声援もまた、大きな励みとなった。

 初回1死一、三塁からゲレーロに二塁後方へ落とされ先制点を許したが、続く藤井を投ゴロ併殺に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 「9本打たれたけど、ポテンヒットだったり、弱い当たりが抜けたりしたからね」

 被安打9も要所を締め追加点は与えない。5回までに10得点と打線の援護にも恵まれ「楽に投げられた」と、7回まで快調に飛ばした。

 助っ人右腕は、常に「トップ」を見据える。日本にいても、時間の許す限り、大リーグ中継に目を通す。昨季のナ・リーグMVPのクリス・ブライアント(カブス)に、メジャー屈指のパワーを誇るブライス・ハーパー(ナショナルズ)…。「米国の素晴らしい選手たちとは、対戦してみたい気持ちもある」と配球を考えながら、夢の対決に思いを巡らせることもある。

 一方で「タイガースでも、殿堂入りするような選手たちと対戦をしてきた。自分でも誇らしく思っているよ」と日本で重ねた強打者たちとのマッチアップも宝物だ。

 ヒーローインタビューでは「こんな良いピッチングはヒサシブリ。ゴメンナサイ…」と苦笑いを浮かべた。大黒柱の奮闘なくして、逆転Vはあり得ない。後半戦へ、大きな弾みをつける1勝になった。(遠藤 礼)

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