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文明人の敵に対する勝利 トランプ氏、イラク首相へ祝意

7/12(水) 7:55配信

産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は10日、イラクのアバディ首相が北部モスルで過激組織「イスラム国」(IS)に対する勝利を公式に宣言したことを受けて声明を発表し、「全ての文明人の敵であるテロリストに対するイラク人の勝利だ」とアバディ氏に祝意を表明した。

 トランプ氏は、IS掃討作戦を実施している米軍主導の有志連合としてイラク軍を支え、「ISの完全な壊滅を目指す」と、強調した。

 ティラーソン米国務長官も10日、「世界的なISとの戦いにとり極めて重要な節目だ」とする声明を発表。有志連合として国連と緊密に連携して避難民の帰還などでイラクに協力し、「モスル一帯の解放地域を安定化させる」とした。

 有志連合を率いる米軍のタウンゼンド中将も声明で「残忍で邪悪な敵に対する歴史的な勝利だ」と祝意を表明する一方、イラク全土からISを一掃するため「全てのイラク人が団結するときだ」と、呼び掛けた。

 米政府はIS掃討後にイラク、シリア両国で宗派対立などにより主導権争いが生じることを懸念。11~13日、ワシントンで有志連合の高官級協議を開き、「戦後処理」を議論する。

最終更新:7/12(水) 7:55
産経新聞