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南伊豆・ヒリゾ浜で海開き 地元民向けモニターツアーも /静岡

7/12(水) 22:23配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 南伊豆町の中木漁港と石廊崎の中間にある伊豆の最南端に位置するヒリゾ浜は、ありのままの自然環境と伊豆半島屈指の海水透明度で人気を集める。(伊豆経済新聞)

 地元の渡し船「殿羽根丸(どんばねまる)」船長で、中木の情報発信を行っている高野克宏さんは「ヒリゾ浜一帯は地形的に崖に囲まれ、車や徒歩ではたどり着けない。黒潮の影響もあり、常にきれいな海水が入る。河川もないので泥などの流入もない。幾重にも条件が整ったからこその自然環境がある」と話す。

 同浜は40年ほど前、中木地区の民宿経営者らが宿泊者向けに行ったサービスをきっかけに整備された。自然の美しさからダイビングやシュノーケリングをする人たちの間などで注目され、30年ほど前から多くの観光客が集まる場所へと成長していった。

 海開き後は荒天などで観光船の欠航が相次いだが、7月7日は本来の透明度を取り戻した海で県内外から多くの利用者がシュノーケリングを楽しんだ。

 7日は地域住民向け企画として、伊豆地方のアクティビティを紹介する「週末アドベンチャートリップ」のモニターツアーも行った。同企画には、伊豆地方在住の宿泊施設などのサービス業従事者や、コミュニティーFM局スタッフなど合わせて40人が参加した。

 企画した芹澤ことみさんは「伊豆の旅行者を案内する、情報発信する人たちが、実際に伊豆の魅力に触れ、旅行者に案内できるようになりたいと思ったのがきっかけ。イベントは毎月行っており、毎年夏にヒリゾ浜でモニターツアーを行っている。地元の人に地域の魅力をもっと知ってもらえたら」と話す。

 ツアーに参加した伊豆市在住の仙座夏子さんは「SNSなどで景色は何度も見ていたが、実際に訪れたのは初めて。海に潜ると今までにないカラフルな景色で感動した」と話す。

 芹澤さんは「モニターツアーは今後も続ける予定。伊豆の魅力を知ってもらい、一人ひとりが情報発信を行うことで、より深く伝わるものになれば」と話す。

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