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<学びの基礎診断>実施方針で「さらに検討する」と棚上げに

7/12(水) 20:04配信

毎日新聞

 ◇文科省の検討会の初会合

 高校生の基礎学力の定着度を把握する目的で2019年度から実施する「高校生のための学びの基礎診断」について、詳細な仕組みを議論する文部科学省の検討会の初会合が12日開かれ、実施方針が示された。中央教育審議会は14年の答申で、当時「高校基礎学力テスト」と仮称されていた基礎診断について、大学入試や就職などに活用するとしていたが、実施方針では「さらに検討する」として棚上げされた。

 基礎診断の導入は大学入学共通テストなども含めた高大接続改革の一環。当面は国語、数学、英語の3科目が対象で、既存の民間試験や新たに開発した試験を「測定ツール」として認定し、活用する方針。英語は4技能(読む・聞く・話す・書く)を測る内容となる。高校側は受ける時期や回数を選ぶことができ、学力の把握や指導の改善に役立てる。

 測定ツールは、18年度に審査した上で認定し、一覧化して高校側に提供する。19年度から高校が生徒の学力に応じた測定ツールを選択し、校内で実施する。認定基準は今年度中に策定する。【伊澤拓也】

最終更新:7/12(水) 20:04
毎日新聞