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「2度とないアングルやね」祇園祭、50年ぶりに鶏鉾と函谷鉾が対面も今夏限り

7/12(水) 15:19配信

産経新聞

 京都・祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行(17日)を前に、鶏(にわとり)鉾と函谷(かんこ)鉾が約50年ぶりに“対面”した。両鉾が組み立てられる場所の間にある京都産業会館(京都市下京区)が建て替え工事で解体されたため。来夏には新ビルが姿を現し、こうした光景は見られない見通しで、今年限りとして話題を呼びそうだ。

 鶏鉾と函谷鉾は、ともに今月10日から鉾を組み立てる「鉾建て」を開始。11日午後までに鉾の中心に据えられる「真木(しんぎ)」が建てられ、“対面”を果たした。同会館は昭和40年完成のため、約50年ぶりのこととなる。

 同会館は平成31年春に京都経済センター(仮称)としての開館を目指す。新センターは地上7階建て(高さ約30メートル)の予定で、同会館の担当者は「来夏には新ビルが姿を現しているだろう」としており、対面は今年限定になる可能性が濃厚だ。

 鶏鉾保存会の北村和彦代表理事(82)は「50年前と同じ光景が見られて懐かしい」、函谷鉾保存会の伊藤邦夫理事(50)は「二度とないアングルやね」などと話していた。

最終更新:7/12(水) 15:32
産経新聞