ここから本文です

名古屋駅から徒歩5分、市場そばに新駅構想 市が調査へ

7/12(水) 22:29配信

朝日新聞デジタル

 名古屋駅から目と鼻の先にある柳橋中央市場(名古屋市中村区名駅4丁目)。そのそばに地下鉄駅を造る構想に再び光が当たっている。名古屋市は今年度、2027年のリニア中央新幹線開業に向け、市場一帯の再開発と新駅設置の可能性を探る調査費を予算化。しかし、実現には課題も多い。

【写真】市場がにぎわう朝。魚の入った保冷箱を抱え、買い付け人たちが行き来する=名古屋市中村区の柳橋中央市場

 市場は名駅から徒歩5分ほどの場所にある。2、3階程度の低い建物が並び、多くが築40~50年。耐震性も不十分だ。市場の業者でつくる名古屋中央市場水産物協同組合の浅岡哲也理事長は「建て替えか大型補修は避けられない」と話す。

 一等地にありながら、一帯は開発から取り残されてきた。市によると都市計画上は敷地面積いっぱいに建てても地上8階建てまでは許されていて、開発の余地は大きい。

 名駅周辺はリニア開業に向けて再開発が進む。そんな中で、市営地下鉄東山線の「柳橋駅」建設構想が再び浮上してきた。

 開業前の1940年代には、市場近くに駅を造る計画があった。結局、需要不足として見送られ、東山線は57年に名古屋―栄町(現・栄)間で開業。駅が構想された場所の線路は、将来的に駅への改変を前提にしたつくりになっているという。

朝日新聞社