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好川&野上氏のチャンピオン夫婦が堺市に寄付 好川は今後について「もう少し待って」

7/12(水) 20:20配信

デイリースポーツ

 日本プロボクシング史上初のチャンピオン夫婦、元WBO女子世界フライ級王者の好川菜々(39)=堺東ミツキ=と夫でトレーナーの元WBOアジア太平洋スーパーフライ級王者野上真司氏(42)が12日、堺市役所を訪れ、4月29日に行われたWBO世界女子フライ級タイトルマッチ(国際障害者交流センター)における収益の一部を堺市青少年指導員連絡協議会に寄付・贈呈した。

【写真】好川菜々 負傷判定で王座陥落 夫の野上トレーナーは引退の意向示す

 試合当日に行われた障害者への支援募金や物販の全売り上げ、ファイトマネーの一部を寄付に充てた。好川は「リングに上がるまでたくさんの方々からご支援とご協力をいただきました。自分たちのできることはまだまだ少ないですが、少しずつでも恩返しができれば。試合の時もスタッフ一丸となって募金や物販にも力を入れて頑張りました。ただ、結果だけが伴わなかったのが残念だった(笑)」と笑いを誘った。

 野上氏も「われわれの力だけでは目標を達成できない。これまで自分たちが経験してきたことを子供たちに伝えていき、青少年育成の明るい未来や地域の活性のお役に立てれば。何事も継続ですので今後も活動を続けてやっていきたい」と続けた。

 同協議会の美濃部桂子会長は「毎回、試合の興行で得られた大切な収益から大きなご支援をいただき本当に感謝しております。お二人のこれまでの頑張りは、多くの方々や青少年に対して勇気と感動を与えられてきました。今後も更にお二人のお力をお貸しいただければと思っております」と感謝の言葉を述べた。

 好川は初防衛戦でモンセラット・アラルコン=メキシコ=に7回4秒負傷判定で敗れ、王座から陥落。今後については「プロになって4年。人生の全てを賭けて、一つの大きな目標は達成したので今はまだ何ともいえない。続けるにしても辞めるにしても、自分の人生の大きな決断になるので、きっちりと頭を整理して答えを出したい。あとで後悔をしないように、もう少し待ってください」と話した。現在、所属ジムの後輩で、小村楓香(20)=グリーンツダ=との女子日本王座決定戦(8月11日、枚方市立総合体育館)を控える一村更紗(21)のパートナーを務めながら体を動かしているという。