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【日本ハム】復帰登板・大谷が見せた課題…29球中17球がボール、二刀流調整の難しさ浮き彫りに

7/12(水) 19:41配信

スポーツ報知

◆オリックス―日本ハム(12日・京セラドーム大阪)

 日本ハムの大谷翔平投手(23)が12日のオリックス戦(京セラD)で今季初登板初先発したが、2回途中4失点で降板。最速158キロを計時したが、押し出し四球を含む3四球と制球に苦しんだ。

【写真】ダイナミックなフォームは変わらなかった大谷だが…

 調整不足は明らかだった。2回1死満塁、8番・大城にストレートで押し出し四球を与えた。この日の全29球のうち17球がボール。投球の軸となる150キロ超の直球は21球投げたが、引っかける球が多く13球がボール球だった。最速こそ158キロをマークし、平均154・7キロ。剛速球は健在と言えそうだが、肝心の制球力に課題を残した。

 大谷は昨年の広島との日本シリーズ中に右足首を痛めた影響で実戦登板が遠のき、今季初の実戦登板は1日のイースタン・西武戦(鎌ケ谷)。1回1安打1失点だったが、その試合でもフォークやカーブなど変化球5球のうち4球がボールだった。1日の登板以降、対打者に投げたのは6日のフリー打撃で計50球を投げただけだ。

 投手専念なら2軍戦で球数を増やすなどして課題を消化していくが、打者・大谷の圧倒的な破壊力を捨てがたく、投手・大谷は“ほぼ見切り発車”。故障後の二刀流調整の難しさを感じさせられる初登板となった。

 来季のメジャー挑戦がうわさされ、投手復帰戦にはヤンキース、ドジャース、レンジャーズ、ブレーブス、アスレチックスなど多くのメジャー球団が視察した。昨オフに2018年以降のメジャー挑戦を認めた栗山英樹監督、日本ハム球団としても、投打万全で海を渡らせたいところだろう。

 これまで不可能を可能としてきた23歳が今後どのように調整するのか。プロ5年目で最大の壁に直面していると言っていい。

 日本ハム・大谷翔平投手「やろうとしたことは全然できなかったですね。出力を上げるという意味では問題なかったんですけど、制御することができませんでした。課題が残る内容でした。(救援した2番手)メンドーサにも申し訳ないことをしました。今日の反省を次に生かせるよう、しっかり調整していきます」

最終更新:7/12(水) 20:24
スポーツ報知