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【大井競馬・ジャパンDD】ヒガシウィルウィン、地方馬7年ぶり3歳砂王!交流G1初制覇

7/13(木) 6:03配信

スポーツ報知

◆第19回ジャパンダートダービー・G1(12日・大井競馬場、ダート2000メートル)

 第19回ジャパンダートダービー・交流G1は12日、大井競馬場の2000メートルを3歳の精鋭14頭(JRA7、南関東5、他地区2)が争った。南関東・船橋所属のヒガシウィルウィン(本田重)が4角5番手から力強く伸びて、ゴール前で4頭が並ぶしのぎ合いから粘るサンライズソアを首差退け、交流G1初制覇を果たした。地方所属馬の優勝はマグニフィカ以来、7年ぶり5度目。3着はタガノディグオ。1番人気に推されたサンライズノヴァは6着に終わった。

 歴史に名を残す、大激走だった。4頭が横に並ぶ混戦から、船橋のヒガシウィルウィンがグイッとひと伸び。JRAの強豪の間から抜け出すと、地方所属馬としては7年ぶりとなる制覇で3歳ダート王の座が待っていた。

 「(3、4角で)追っていたけど、手応えはあったし、前と離されないようにしました。思った通りの競馬ができたし、最後まで頑張ってくれた。ゴールの瞬間は喜びが爆発しました」と本田重。ウィニングランでは大歓声に応え、G1初勝利の味をかみしめた。

 突然の交代劇からチャンスをつかんだ。主戦の森泰斗が6月20日に落馬して右かかとを骨折、騎乗できなくなった。そこで白羽の矢が立ったのが本田だった。「地元(船橋)の乗り役だし、男にしてあげたかった」と佐藤賢調教師。森もアドバイスを送り応援。「依頼があってから毎日、この日を考えていた。もちろんプレッシャーはありましたけど、泰斗さんのぶんも、と思って乗りました」と本田。初コンビで結果を出して、最高の笑みがこぼれた。

 ヒガシウィルウィンはこのあと放牧に出されて、ごほうびの夏休み。秋には今回と同じ舞台で行われるJBCクラシック(11月3日)が大目標になる。「筋肉が盛り上がって、またパワーアップしていた。秋も頑張っていきたい」と、自身はトーシンブリザード以来16年ぶりの制覇となった佐藤賢師。地方代表として、JRA勢と再び名勝負を繰り広げるはずだ。(春木 宏夫)

 ◆本田 正重(ほんだ・まさしげ)1988年3月5日、東京都生まれ。29歳。船橋所属。2005年にデビューして395勝(うち重賞3勝)。

 ◆ヒガシウィルウィン 父サウスヴィグラス、母プリモタイム(父ブライアンズタイム)。船橋・佐藤賢二厩舎所属の牡3歳。北海道新ひだか町のグランド牧場の生産。通算成績は14戦7勝。総収得賞金1億4661万円。主な勝ち鞍・16年サンライズC、17年ニューイヤーC、京浜盃、東京ダービー。馬主は(株)MMC。

最終更新:7/13(木) 6:07
スポーツ報知

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