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只見川で観光船復活 16日から遊覧船、秋にも屋形船

7/12(水) 11:58配信

福島民報

 福島県柳津町の只見川で観光船が復活する。町内の有志が船を運航する新会社「柳津観洸船」を設立し、水上観光に乗り出す。第一弾として2011(平成23)年7月の新潟・福島豪雨以降、ほぼ営業休止状態にあった小型の遊覧船を16日から本格稼働させる。さらに、早ければ秋から屋形船をおよそ15年ぶりに運航する。川面から再び柳津の魅力を味わってもらい、只見線を活用した観光との連携やインバウンド(訪日外国人客)獲得にもつなげたい考えだ。
 只見川ではかつて町外の民間企業が屋形船を運航し人気を集めていたが撤退。遊覧船は町内の事業者が続けていたものの新潟・福島豪雨の後は水害などの影響でほとんど稼働していなかった。
 町消防団長の鈴木力さん(63)=美里建設工業会長=は今年3月に事業者から廃業の相談を受け、「町の観光資源をなくしてはならない」と新会社による事業継承を思い立った。賛同した町内外の10個人・企業の協力を取り付けた。4月下旬から乗船場の桟橋や遊覧船の改修を急ピッチで進め、観光客をもてなす準備を整えた。12日に新会社の設立総会を開く。
 遊覧船は12人乗り。町内のJR会津柳津駅前に展示されているSL(蒸気機関車)を連想させる形で、只見線の早期復旧を願ってSLと同じ黒に塗装し直した。船は道の駅会津柳津駅近くの乗船場から出発し、町のシンボルの赤い橋・瑞光寺橋をくぐって福満虚空蔵尊円蔵寺を仰ぎ、4キロほど下流に進んだ後に折り返すコースを計画している。所要時間は約40分。
 他にも2人乗りの手こぎボートを貸し出す予定。屋形船は40人乗り規模とする方針で新たに営業許可を取得した上で導入する。

福島民報社

最終更新:7/12(水) 14:00
福島民報