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ピコ太郎さん「国連に行ける?驚き過ぎて毛が…」 岸田外相「官民挙げて『PPAP』でアピールしたい」

7/12(水) 14:53配信

産経新聞

 歌手のピコ太郎さんが12日午前、外務省を訪れ、岸田文雄外相と面会した。ピコ太郎さんは国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」のPR動画に出演し、17日に米ニューヨークで開かれる日本政府主催のレセプションで、パフォーマンスを披露することを約束した。ピコ太郎さんと岸田氏のやりとりは以下の通り。

 ◇ 

 岸田氏「きょうはお忙しいところ、わざわざ来ていただいてすみません。ここで写真を撮りましょう」

 ピコ太郎さん「はい。うー、すごい」

 岸田氏「ピコ太郎さんの人気の表れです」

 ピコ太郎さん「ずっと違和感が半端ないですけど」

 岸田氏「存在感がある」

 (着席)

 岸田氏「きょうは本当にお忙しい中、外務省までお出かけいただいて、どうもありがとうございます。私もピコ太郎さんにお会いするのを楽しみにしておりました。きょうは、いい機会をありがとうございます」

 ピコ太郎さん「私も朝方、入れないんじゃないかと思いました。入り口で引っかかるんじゃないかと思って、心配していたんですけど」

 岸田氏「でもこのスタイルで来ていただかないとね、存在感もしっかり発揮していただけないですから」

 ピコ太郎さん「私服でございますので」

 岸田氏「ありがとうございます」

 ピコ太郎さん「会えて光栄でございます。ありがとうございます」

 岸田氏「きょう来ていただいたのは、SDGs、国連で採択された持続可能な開発目標に関しまして、ピコ太郎さんにも大変なご活躍をいただいていますので、それについて引き続きご協力をお願いしたいと思って、お話をさせていただこう。そういう趣旨で、きょうお越しいただきました。

 SDGsについては、国連で採択されて国際社会全体で取り組んでいるわけですが、これは国際社会だけではなくて、日本の国の中においても、格差など、持続可能性に関わる課題に国民1人1人が取り組んでいかなければならない、こういった目標であります。問題として、まだまだ認知度が低いということもあり、一般の人たちにSDGsといっても、『それは何ですか』というのがあります。

 その中にあって、ピコ太郎さんが動画を作ってくれました。大変、アピールをしてくれた。やっぱり、ピコ太郎さんの人気の高さと相まって、これはSDGsの認知度を高める、存在感を高める、大きな効果があるなと、われわれ外交に関わる、国連の活動にも関わっていく関係者として大変うれしく思っていますし、感謝をしています。

 7月17日にニューヨーク国連でハイレベル政治フォーラムというのが開かれ、その場に私も行って、このSDGsに関して、日本がいかに頑張っているか、努力しているかをアピールしていきたいと思っています。その際にみんながこれに取り組まなければいけない。官民挙げて取り組んでいかなければいけない。官民のパートナーシップ、これをしっかりアピールしようということで、『PPAP』、Public Private Action for Partnershipでしっかりアピールしていきたいなと思っているところです」

 ピコ太郎さん「まさか、ペンがパートナーに変わるとは思わなかったです。アッポーがアクションになるという(笑い)」

 岸田氏「ぜひ、ピコ太郎さんに便乗させていただいて、このPPAP、しっかりアピールして日本も頑張っているんだというところをしっかりと国連において強調していきたいと思っているところです」

 ピコ太郎さん「私もプロデューサーの古坂大魔王も7月17日が誕生日なんです」

 岸田氏「そうですか」

 ピコ太郎さん「こんなたまたまがあるんですね。日付をみて、驚き過ぎて、毛がいっぱい、生えちゃいまして(笑い)。ほんとに驚き過ぎちゃいました。7月17日にまさか、国連って。僕らが知っている国連ですか?」

 岸田氏「ニューヨークにある国連本部です」

 ピコ太郎さん「そこに誕生日に行けるということは、これはぜひとも、より一層頑張らなきゃという感じで、相当気合が入ってきまして、もうすぐ湯気が出るところでございます」

 岸田氏「ピコ太郎さんにそんなにやる気になっていただけるんだったら、ぜひ。17日は国連でアピールする場やサイドイベントがいろいろあります。夕方、日本政府が主催するレセプションがあります」

 ピコ太郎さん「それは国連で?」

 岸田氏「国連で。日本が主催してレセプションを開きます。そのレセプションにぜひお力添えいただけるんだったら、ピコ太郎さんにお越しいただいて、パフォーマンスを披露いただけないかと思いますが、どうでしょうか」

 ピコ太郎さん「ニュ、ニューヨークの国連のレセプションですか?」

 岸田氏「そうそうそう。どうでしょうかね」

 ピコ太郎さん「僕ですか(笑い)。もう一度改めて聞きますけど、ピコ太郎ですよ?本当ですか?」

 岸田氏「7月17日、ニューヨーク、ぜひお越しいただいて、日本としても、しっかりアピールしたいんで、その目玉としてピコ太郎さんにお越しいただいて、パフォーマンスをご披露いただければと思います」

 ピコ太郎さん「ぜひとも頑張らさせてください。よろしくお願いします(握手)」

 ピコ太郎さん「ドッキリじゃないですよね?(笑い)」

 岸田氏「早速、ご快諾いただけたのは本当にうれしい。早速、事務方もちゃんと記録を取っているので、準備にかからせます」

 ピコ太郎さん「これは世界の国連の方々がいらっしゃって、世界中の…」

 岸田氏「この目標は一昨年の国連総会で採択されて、17の課題が盛り込まれた目標が国連で採択されて、みんなでこれに取り組もうということで、これは国においても開発途上国だけじゃなくて、先進国もしっかり取り組む。国の外においても中においても取り組む。そういうことで認知度を上げなければいけない。そういったことで、取り組んでいるので、その際にピコ太郎さんにご登場いただくと、効果絶大だということで、お願いしました」

 ピコ太郎さん「私みたいな人が外務省の方とお仕事していいのかという感じで。Sustainable Development Goalsというこの言葉、すごく難しいなと思いました。そう思ったので、これはもうあえて、難しく言うのが、難しいぐらいにした方がいいと思ったんです。『ちょっとこれ言えないよ』ってぐらいに。(早口で)Sustainable Development Goals。こういう歌にしようと思いました。

 これを実現するのはすごく難しいと思うので、やはり目標として掲げないと、そっち側のベクトルを向いたほうがいいと思いました。そのためには、柔らかいところからまず、僕の仕事は子供とか、おじいちゃんおばあちゃんとか、たくさんの人にまず、まねしたくなってもらって、まず一旦、目を引いてもらう。興味を持ってもらうことしか僕はできないと思ったので、ああいう歌にしました。今のところ、僕の身の回りの人もほとんど、あの歌を誰も歌えていないんですけど。私もあれ、テイク24でしたから(笑い)」

 岸田氏「これからみんながそれを歌って、SDGsが広まることを期待しています」

 (ピコ太郎さん、岸田氏が並んで立ち、ポーズを決める)

 ピコ太郎さん「あなたの心に17(セブンティーン)ゴールズ」

最終更新:7/12(水) 14:53
産経新聞