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安倍晋三首相「激甚災害指定を一刻も早く」 地方交付税繰り上げ交付決定へ 大分、福岡視察で

7/12(水) 18:36配信

産経新聞

 安倍晋三首相は12日、九州北部を襲った豪雨の被害状況を視察するため、大分、福岡両県を訪問した。首相は視察後、福岡県朝倉市で記者団に対し、政府が復旧費用を支援する激甚災害の指定を「一刻も早く行いたい。国、自治体が一緒になって最短で作業を進めていく」と表明した。また、被災自治体への地方交付税の繰り上げ交付を13日に決定する方針を明らかにし、復旧復興に向けて財政面での支援を早急に行う考えを示した。

 首相は12日朝、自衛隊機で大分県入りした。同県日田市の花月川に架かるJR久大線の橋梁が流出した現場を訪れ、JR九州の青柳俊彦社長らから被害状況を聞いた。同市内の避難所では被災者と対話した。

 午後には福岡県に移動し、現在も安否不明者の捜索活動が続く同県朝倉市杷木星丸地区で豪雨災害の犠牲者に黙祷をささげた。視察後、首相は「避難所の冷房設備の設置や住まいの確保、流木の撤去など、被災地や被災者のニーズに沿った生活支援に全力を尽くす」と述べた。

 豪雨発生後、首相が被災地を訪問するのは初めて。首相は欧州歴訪の帰国日程を繰り上げて、11日午後に帰国したばかりだった。

最終更新:7/12(水) 18:36
産経新聞