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プリペイド式ギフト券 利用権被害急増 群馬は25件2110万円 県警、アマゾンが注意

7/12(水) 6:04配信

上毛新聞

 コンビニなどで売られているプリペイド式ギフト券を悪用して電子マネーの利用権をだまし取る特殊詐欺の被害が群馬県内でも急増している。昨年は5件で被害額が計328万円だったが、今年は今月10日までに25件、計約2110万円に上る。犯人側は主にインターネット通販サイト「アマゾン」のギフト券を購入するよう被害者に指示しており、運営会社もホームページで注意喚起している。

◎身に覚えない請求は無視 番号は絶対業者に伝えない

 アマゾンのギフト券はコンビニなどで所定額分を購入し、記載されたID番号をサイトに打ち込むと買い物ができる。運営するアマゾンジャパンはホームページで「ギフト券を不正に取得しようとする詐欺にご注意ください」とし、(1)番号を業者に伝えない(2)トラブルはすぐに同社や消費生活センターに相談する―よう呼び掛けている。

 県警生活安全企画課によると、「有料動画の未納料金がある」などとメールや電話が来てギフト券を購入するよう指示され、番号を伝えて利用権をだまし取られるケースが多い。昨年11月以降は月1、2件発生し、5月に6件、6月に8件、今月は10日までに4件の被害届を受理した。被害者の年齢や居住地はさまざまだ。

 1件当たりの被害額はおおむね数万~数十万円でおれおれ詐欺よりは少額だが、約171万円の被害が今月発生した。同課は「もしかしたら家族が利用したのかもと思い、払って済ませようと考えてしまう人がいるのではないか。身に覚えのない請求は無視し、家族や警察、誰でもいいから相談してほしい」としている。

 県警は注意を促すチラシ5万枚を作製し、県内に約900店あるコンビニのほぼ全店で購入者にチラシを渡してもらっている。

最終更新:7/12(水) 6:04
上毛新聞