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藤井四段に続け、広島・福山で小中生大会 日本将棋連盟支部28日開催

7/12(水) 20:30配信

山陽新聞デジタル

 日本将棋連盟福山支部は28日、子どもたちへの普及・育成を目的とした初の「福山市長杯小中学生将棋大会」(市共催)を広島県福山市霞町のまなびの館ローズコムで開催する。歴代最多の公式戦29連勝を飾った藤井聡太四段(14)の活躍などで市内でも将棋人気が高まる中、「藤井四段に続く逸材を福山で発掘したい」と期待を膨らませている。

 有段者、初心者など実力ごとに三つのクラスに分け、勝ち数の近い選手同士が対戦するスイス式でそれぞれ頂点を争う。大会顧問は、2015年に戦後最年長の41歳でプロ入りを果たした市出身の今泉健司四段が務める。

 同支部や市などは16年5月、市内で行われた第74期名人戦7番勝負第4局の関連行事として市民らを対象にした大会を開催。幼稚園児から高齢者までの約70人が腕前を競い、好評だったことから新たな大会創設を決めた。

 藤井四段の快進撃を受け、同支部が市内5カ所で行っている子ども向け将棋教室の入会希望が殺到。多いときは1日10件以上の問い合わせがあるほか、小学校の授業の講師として依頼されるケースも増えているという。小中学生大会も1日から100人の参加を募ったところ、締め切り10日前の11日に定員に達し、募集を締め切った。

 本番に向け、同支部は対局で使う駒や盤、時計などの準備を進めており、蔵田秀雄支部長(65)=同市=は「大会は将棋の魅力に触れ、実力を高める絶好の機会。ぜひ成功させ、将棋人口の底辺拡大につなげたい」と意気込む。