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被害者の半数が中学生以下 加害者4割は顔見知り 18歳未満の性犯罪被害者 北海道警分析

7/12(水) 7:10配信

北海道新聞

「被害に逢っていることを認識していない子供も」

 2016年に道内で性犯罪被害に遭った18歳未満の206人のうち中学生以下が半数を占め、加害者のうち4割が親族や知人などの顔見知りだったことが、道警函館方面本部の分析で分かった。18歳未満の性犯罪被害に関する全道調査は初めて。身近な大人が加害者となりやすい子どもへの性犯罪の実態が浮かんだ。

 調査は、道警が16年、《1》強姦(ごうかん)《2》強制わいせつ《3》児童福祉法違反(淫行させる行為)《4》児童買春・ポルノ禁止法違反《5》道青少年健全育成条例違反(淫行)―の容疑で摘発した事件の被害者206人を分析した。

 年代別では高校生が80人、中学生71人、小学生以下39人、高校生以外の15~17歳16人で、中学生以下が半数を占めた。加害者との関係は、「親族・知人・友人などの顔見知り」が89人と最多。顔見知りのうち継父を含む父親が14人、おじが4人だった。

 性暴力被害者支援センター北海道の小野寺るみ子センター長は「性の知識が足りず、被害に遭っていること自体を認識していない子供もいる。子供が自分の身を守るための啓発が必要だ」と指摘している。

北海道新聞社

最終更新:7/24(月) 19:07
北海道新聞