ここから本文です

三沢・小川原湖で自転車人気 湖1周ツーリングで自然満喫

7/12(水) 10:51配信

デーリー東北新聞社

 青森県三沢市の小川原湖で、サイクルツーリズム人気が高まっている。地元の愛好家グループが、毎年夏に湖畔周辺を1周するツーリングを開催。青森県も昨年から、湖畔の3カ所に自転車用ラックや空気入れなどを備えた「サイクルステーション」を設置するなど、湖の新たな魅力創出に向けた官民一体の取り組みが展開されている。

 自転車人気に一役買っているのが、同市桜町2丁目で35年ほど前から自転車店を営む横枕隆さん(63)だ。元競輪選手で、引退後に経験を生かし「よこまくらサイクル」をオープン。店の客らと共にに毎年、湖のツーリングを開催している。

 当初は夏泊半島や種差海岸などにも足を伸ばしたが、程なく手軽に自然を味わうことができる小川原湖で定着。メンバーも20人前後から口コミで徐々に増え、今月2日のツーリングには47人が参加した。

 1周約50キロの小川原湖。3、4年前から平たんな湖畔沿いと起伏のある山手の2コースを設定し、初心者から上級者まで楽しめるよう工夫を凝らす。終了後はグリルを囲み、バーベキューを楽しむのも定番だ。

 市職員池田修さん(47)=同市新町4丁目=は、20年以上前からツーリングの運営を支援している仲間の1人。「近年は人気漫画から自転車を楽しむ人も増えている」と説明し、間違いなく小川原湖のにぎわいと知名度向上に貢献している―と手応えを語る。

 横枕さんは小川原湖と平行し、毎年秋には十和田市の十和田湖周辺でのツーリングも開催している。今後も「今まで通り続けたい」と、自然体で自転車の魅力を伝える考えを語った。

デーリー東北新聞社