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二戸・「南部美人 特別純米酒」 世界的品評会で最優秀賞

7/12(水) 10:52配信

デーリー東北新聞社

 ロンドンで6日に開かれた世界的なワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」で、日本酒部門の最優秀賞に当たる「チャンピオン・サケ」に選ばれた岩手県二戸市の老舗酒蔵「南部美人」の純米酒「南部美人 特別純米」を醸造している5代目蔵元の久慈浩介社長が10日、市役所を訪れ、藤原淳市長に喜びを報告した。

 IWCの日本酒部門は、国外では最大級の日本酒コンテスト。11回目を迎えた今回は、全国の蔵元から1245点が出品された。

 本醸造酒や吟醸酒、スパークリングなどが設けられた審査会で、南部美人は純米酒部門で最高賞を獲得。各部門の最高賞銘柄の中から選ばれるチャンピオン・サケは、ロンドンで開かれた表彰式の席上で発表された。

 10日、久慈社長はトロフィーを抱えて市役所を訪問。藤原市長は「地域の誇りそのもの。今回の栄誉を二戸の地域おこしにもつなげていきたい」とたたえた。

 栄冠に輝いた純米酒は、同市で育てられた酒米「ぎんおとめ」や折爪馬仙峡の伏流水などを使っていることから、久慈社長は「“オール二戸”でもらった賞。携わった多くの人と喜びを分かち合いたい」と感慨深げ。「二戸の酒は世界に通用することが分かった。今後は、誰も成し遂げていない2連覇を目指していきたい」と力強く話した。

デーリー東北新聞社